特別展「鴎外遺産~直筆原稿が伝える心の軌跡」文京区立森鴎外記念館

特別展「鴎外遺産~直筆原稿が伝える心の軌跡」文京区立森鴎外記念館

名称:特別展「鴎外遺産~直筆原稿が伝える心の軌跡」文京区立森鴎外記念館
会期:2022年10月22日(土)~2023年1月29日(日)
   ※会期中の休館日 10月25日(火)、11月22日(火)、12月27日(火)~1月4日(水)、23日(月)、24日(火)
会場:文京区立森鴎外記念館 展示室1、2
開館時間:10時~18時(最終入館は閉館30分前)
観覧料:一般600円(20名以上の団体:480円)
※中学生以下無料、障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
※文京ふるさと歴史館入館券、パンフレット(押印入)、友の会会員証ご提示で2割引き
監修:須田喜代次(大妻女子大学名誉教授、森鴎外記念会副会長)
出品協力:株式会社春陽堂書店、公益財団法人日本近代文学館、島根県立石見美術館、東京大学総合図書館、森鴎外記念館(津和野)、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
住所:〒113-0022東京都文京区千駄木1-23-4
TEL:03-3824-5511
URL:文京区立森鴎外記念館

特別展「鴎外遺産~直筆原稿が伝える心の軌跡」文京区立森鴎外記念館
特別展「鴎外遺産~直筆原稿が伝える心の軌跡」文京区立森鴎外記念館

文学、美術、演劇…森鴎外(1862~1922)は、陸軍軍医をつとめながら学芸においてジャンルを超えて活躍した知の巨人です。
文京区立森鴎外記念館(2012~)では、前身の鴎外記念本郷図書館、本郷図書館鴎外記念室と受け継いできた、原稿や書簡、愛用品、初版本など文学的にも歴史的にも貴重な“鴎外遺産”を収集・保存してきました。
開館10周年を迎えた本年、鴎外文学最高峰とも称される『渋江抽斎(その四十九、その五十)』の直筆原稿が“鴎外遺産”に加わりました。本展では、この『渋江抽斎』をはじめとする貴重な鴎外直筆原稿を紹介するとともに、近年発見され、森鴎外記念館(津和野)に寄託された鴎外宛書簡の一部を初公開いたします。
直筆原稿には推敲の跡も残り、出版された作品からは知り得ない創作過程を見ることができ、執筆時の鴎外を目撃しているような感動につつまれます。鴎外宛書簡では、夏目漱石、正岡子規、与謝野晶子、黒田清輝、高村光太郎など文学や美術などの分野で活躍した著名人の書簡を紹介します。各人の筆跡や文面からは、その人となりや鴎外との関係性が読み取れ、思いがけず親近感が湧いてきます。
書き癖や文字の勢いなど手書きだからこそ視覚に訴える心情や、活字では見ることができない躍動――直筆資料が伝える心の軌跡をぜひご体感ください。

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