「加藤倉吉 飽くなき版画表現の追求」お札と切手の博物館

「加藤倉吉 飽くなき版画表現の追求」お札と切手の博物館

名称:「加藤倉吉 飽くなき版画表現の追求」お札と切手の博物館
会期:令和4年10月12日(水)~ 12月4日(日)
開催時間:9:30~17:00
休館日:月曜日
開催場所:お札と切手の博物館 2階展示室
入場料:無料
住所:〒114-0002東京都北区王子1-6-1
TEL:03-5390-5194
URL:お札と切手の博物館

「加藤倉吉 飽くなき版画表現の追求」お札と切手の博物館
「加藤倉吉 飽くなき版画表現の追求」お札と切手の博物館

 加藤倉吉は、大正から昭和にかけて、お札や切手の原版彫刻に腕を振るった印刷局の工芸官(専門職員)です。
 倉吉は、戦時中の印刷局が製造を担った膨大な数のお札、切手、証券類の原版彫刻のほとんどに携わりました。多忙を極めた厳しい時代に、彫刻部門のトップとして気概をもって業務に臨み、時代の要請に応えたのです。
 また、こうした製品類とともに、在職中から退職後にわたって、いち凹版彫刻者として数々の肖像画や風景画も彫り上げています。その彫刻に当たっては、飽くなき探求心から、さまざまな製版技法や表現方法を研究、模索し続けました。

 本展は、令和2年度第2回特別展「加藤倉吉 最も多くの「顔」を彫り上げた男」の第2弾として、加藤倉吉の人となりと技を改めてご紹介するものです。今回特にご注目いただきたいのは、加藤倉吉を軸とした歴代の工芸官による様々な肖像画を比較しながらご鑑賞いただけるコーナーです。また、前回はご紹介しきれなかった数々の風景画についても、今回新たに展示します。
 伝統の技を駆使したお札や切手、師弟による肖像画及び退職後の倉吉がより自由に彫り上げた風景画等の作品との対比も併せてお楽しみください。

   「三保の富士」 昭和45(1970)年
「三保の富士」 昭和45(1970)年
(上)加藤倉吉彫刻 「マクドナルド」  昭和7(1932)年 (下)森本茂雄(倉吉の先輩)彫刻   「人像(エドワード7世)」   明治44(1911)年
(上)加藤倉吉彫刻 「マクドナルド」  昭和7(1932)年 (下)森本茂雄(倉吉の先輩)彫刻  「人像(エドワード7世)」   明治44(1911)年
 「史談会」 昭和48(1973)年
「史談会」 昭和48(1973)年
  「不忍弁天堂」 昭和50(1975)年
「不忍弁天堂」 昭和50(1975)年

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 特別展「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」国立科学博物館
  2. 企画展 「『女流作家』―田村俊子と秋聲」徳田秋聲記念館
  3. 特別企画展「源氏物語とみやび」佐野市立吉澤記念美術館
ページ上部へ戻る