「『復帰』50年、現代と地続きの問題を探るために、〈人間の展示〉の歴史を紐解く」那覇文化芸術劇場 なはーと

「『復帰』50年、現代と地続きの問題を探るために、〈人間の展示〉の歴史を紐解く」那覇文化芸術劇場 なはーと

名称:「『復帰』50年、現代と地続きの問題を探るために、〈人間の展示〉の歴史を紐解く」那覇文化芸術劇場 なはーと
会期:2022年9月23日(金)~2022年11月6日(日)
開館時間:11時~19時
休館日:毎月第1・第3月曜日
   祝日または慰霊の日は開館し翌日休館
入場料:無料
会場:那覇文化芸術劇場 なはーと
住所:〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地3-26-27
TEL:098-861-7810
URL:那覇文化芸術劇場 なはーと

那覇文化芸術劇場なはーとでは、沖縄「復帰」50年特別企画として、「帝国の祭典——博覧会と〈人間の展示〉」を開催いたします。
19世紀中頃から20世紀初頭は、「博覧会の時代」と呼べるほど世界中で多くの万国博や植民地博が開催されました。博覧会は展示された産業製品を通じて新たな世界認識を得る場として機能し、大衆に明るい未来を幻視させましたが、博覧会場には、植民地や非西洋諸国の集落を再現してその生活の様子を見せる〈人間の展示〉も行われていました。
19世紀末に帝国主義国として船出した日本でも西洋の博覧会に倣い、1903年の第五回内国勧業博覧会で「学術人類館」という〈人間の展示〉施設が民間の業者によって作られ、その後の展覧会でも同様の展示を行います。これらは日本が東アジアに版図を広げていく時代の〈日本人〉の境界に関わる展示と言えるものでした。
本展ではキュレーターの小原真史のプライベートコレクションを中心に博覧会と〈人間の展示〉に関わる数百点の資料を展示し、グローバリズムやレイシズム、コロニアリズムなど現代と地続きのさまざまな問題について探ります。

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