秋の所蔵品展 ミニ特集「版画のいろは」鹿児島市立美術館

 アンリ・マチス 『ジャズ』より《コドマ兄弟》

名称:秋の所蔵品展 ミニ特集「版画のいろは」鹿児島市立美術館
会期:令和4年9月27日(火曜日)~令和4年12月11日(日曜日)
会場:2階(常設展示室)
観覧料:一般300円、高大生200円、小中生150円
   年間パスポート:一般600円、高大生400円、小中生300円 
   ※購入日から1年間、所蔵品展・小企画展を何度でもご覧いただけます。
住所:〒892-0853鹿児島県鹿児島市城山町4-36
TEL:099-224-340
URL:鹿児島市立美術館

ワシリー・カンディンスキー 《小さな世界Ⅶ》
ワシリー・カンディンスキー 《小さな世界Ⅶ》

 洋の東西を問わず、版画は宗教画や経典を広く普及させるために誕生したと言われています。紙の発明と印章の文化を持つ中国は印刷が最も早く7世紀から始められ、日本では8世紀の経典「百万塔陀羅尼(だらに)」に端を発します。西洋は意外と遅く、15世紀初頭の木版画(凸版)から始まり、同じく15世紀に銅版画(凹版)が発達、石版画(平版)は18世紀末に誕生します。一点ものの油彩画に比べて、巨匠の作品でも複数制作できる普及版として版画は人気を博しました。しかし、19世紀に広まった写真によって、絵画全般は再現技術の座を奪われ、なかでも複数制作という利点を持っていた版画は大きな痛手を受けます。それでも、木版画の温かみ、銅版画のシャープさ、石版画の自由さなど、版画ならではの独特の魅力が見直されていきます。さらに、作家のサインを入れ、エディションと呼ばれる印刷枚数を限定することによって、美術品としての希少性を高め、版画は新たなジャンルとしての地位を確立しました。
 今回のミニ特集では、それぞれの版画技法の特徴を比較しながら、その多彩な味わいをお楽しみください。

 木村探元《松に麒麟の図》
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 藤本能道《色絵枯葉小禽図四角筥》
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 マリー・ローランサン《マンドリンのレッスン》
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 アンリ・マチス 『ジャズ』より《コドマ兄弟》
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