「幕末明治の医学と中津川」中津川市中山道歴史資料館

「幕末明治の医学と中津川」中津川市中山道歴史資料館

名称:「幕末明治の医学と中津川」中津川市中山道歴史資料館
会期:2022年10月4日〜2023年4月2日
会場:中津川市中山道歴史資料館
入場料:330円 / 団体 270円(団体は10名以上)
   小・中学生および幼児は無料
開館時間:午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日等にあたる場合はその翌日) 12月27日~1月5日
住所:〒508-0041岐阜県中津川市本町2-2-21
TEL:0573-66-6888
URL:中津川市中山道歴史資料館

馬島靖庵は幕末期中津川で活躍した医師で、島崎藤村の小説『夜明け前』に登場する宮川寛斎のモデルになった人物です。
当館が所蔵する靖庵が残した医学関係史料をとおして、靖庵自身の生い立ちとともに、幕末明治の医師の姿を紹介します。
展示の中に、靖庵が幕末明治期に流行していた天然痘の予防接種である種痘を施術した記述がある『紫陽伴野日鑑』が貴重な資料です。
その他にも古くは日本書紀巻二十の中に、瘡(疱瘡・天然痘、あるいは麻疹)と言う記述があり、見開きで紹介します。
また、文化人でもあった靖庵の人間的側面も見られるように、書、俳句、漢詩なども紹介します。
特に珍しい資料として、靖庵が開いていた寺子屋で使用していた御手本があります。
その御手本の内容は、子どもにとっては行ったこともない地名漢字を手本として選んでおり、靖庵自身が多くを見聞した経験を教授しようとしたのではないかと考えられます。
本業の医療活動では、往診の依頼があれば近隣の村々やかなり遠くまでも往診に出かけていました。
特に、落合・馬籠・妻籠・清内路方面の山深い難所と言われる所にも、その足跡があります。
晩年には三河の稲武そして伊勢と居を移し、慶応4(1868)年に行年58歳で没するまで、人間靖庵として人創りに奔走していた足跡を紹介いたします。
(公式HPより)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る