「Osaka Directory 2 貴志真生也」大阪中之島美術館

「Osaka Directory 2 貴志真生也」大阪中之島美術館

名称:「Osaka Directory 2 貴志真生也」大阪中之島美術館
会期: 2022年11月23日(水・祝)- 12月25日(日)
休館日:月曜日(開館日は開場)
開場時間:10:00 – 17:00
会場:大阪中之島美術館 2階 多目的スペース
主催:大阪中之島美術館、公益財団法人 関西・大阪21世紀協会【設立40周年記念事業】
協力:児玉画廊
観覧料:無料
住所: 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-3-1
TEL:06-6479-0550
URL: 大阪中之島美術館

《良い素材集(ミニ)#2》2022年
《良い素材集(ミニ)#2》2022年

大阪中之島美術館では、関西・大阪21世紀協会と開催する「Osaka Directory」の第2弾として、貴志真生也(きし・まおや)の個展を開催します。
貴志は、木材や建築資材、発泡スチロールやブルーシートのような梱包資材、プラスチックの部材、LED電光掲示板などの工業資材を用いて、立体作品やインスタレーションを制作しています。これらの日常的に見かける素材をほとんど加工せずに組み合わせてできる作品は、子どものころに親しんだ「工作」のようでもありながら、素材の構成は建築や社会をたとえているようです。物をつくるということがその素材を加工して別の状態にすることであるとすれば、貴志は作品制作において「つくる」ことそのものを、形にしようと試みているとも言えます。
見たことがあるものがそのままで存在しながら、見たことのないものに変化した作品には、作家の「手仕事」に潜む作品制作における本質を垣間見ることができるでしょう。

《少年の感覚》(部分) 2022年
《少年の感覚》(部分) 2022年
《少年の感覚》(部分) 2022年
《少年の感覚》(部分) 2022年
《発泡スチロールの積み木》(部分) 2022年
《発泡スチロールの積み木》(部分) 2022年
《規格と多様 #6》(部分)2022年
《規格と多様 #6》(部分)2022年
《規格と多様 #5》(部分)2022年
《規格と多様 #5》(部分)2022年

貴志真生也(きし・まおや)
1986年、大阪府生まれ。2009年、京都市立芸術大学彫刻専攻卒業。看板、建物、社会といった、人によってつくられた環境をモチーフとし、その意味を問い直す作品を制作している。主な個展に「リトルキャッスル」(児玉画廊、東京、2009年)、「バクロニム」(児玉画廊 、東京、2010年)、「鼻向け」(Antenna Art Space、京都、2010年)、「またのぞき」(神戸アートビレッジセンター、兵庫、2014年)、「虚実」(児玉画廊、東京、2022年)など。主なグループ展に「リアル・ジャパネスク:世界の中の日本現代美術」(国立国際美術館、大阪、2012年)などがある。11年には、メゾン・エルメスのウィンドウディスプレイを手がけた。

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