「京都・智積院の名宝」サントリー美術館

「京都・智積院の名宝」サントリー美術館

名称:「京都・智積院の名宝」サントリー美術館
会期:2022年11月30日(水)〜2023年1月22日(日)
※作品保護のため、会期中展示替を行います
会場:サントリー美術館
時間:10:00〜18:00
   ※金・土および2023年1月8日(日)は20:00まで開館
   ※いずれも入館は閉館の30分前まで
休館日:火曜日  12月30日(金)~2023年1月1日(日・祝)
   ※ただし2023年1月17日は18:00まで開館
観覧料:一般 1,500円(1,300円)
   大学・高校生 1,000円(800円)
   中学生以下 無料
   ※( )内は前売料金
※サントリー美術館受付、サントリー美術館公式オンラインチケット、ローソンチケット、セブンチケットにて取扱
※前売券の販売は9月14日(水)から11月29日(火)まで
※サントリー美術館受付での販売は開館日のみ
住所:〒107-8643東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3F
TEL:03-3479-8600
URL:サントリー美術館

《国宝 楓図》 長谷川等伯 六面のうち四面 桃山時代 16世紀 智積院 【全期間展示】
《国宝 楓図》 長谷川等伯 六面のうち四面 桃山時代 16世紀 智積院 【全期間展示】

京都・東山に建つ智積院は、弘法大師空海(774~835)から始まる真言宗智山派の総本山で、全国に末寺約3,000を擁します。高野山中興の祖といわれる興教大師覚鑁(かくばん)(1095~1143)の法統を受け継ぎ、後に隆盛を極めた紀伊国根来寺(ねごろじ)山内で室町時代中期に創建されました。
天正年間には豊臣秀吉政権の下で一旦衰退しますが、その後、徳川家康の寄進を受け、江戸時代初期には現在の地に再興を遂げました。この地には元々、秀吉の夭折した息子・鶴松(つるまつ)(棄丸(すてまる))の菩提を弔うために建てられた祥雲寺があり、長谷川等伯(1539~1610)と息子・久蔵(きゅうぞう)(1568~93)が描いた名高い金碧障壁画群も、智積院による手厚い保護を受けて今日まで大切に守り伝えられてきました。
本展は、国宝「楓図」「桜図」など、誰もが知る障壁画群を初めて寺外で同時公開し、桃山時代の絢爛豪華な抒情美にふれる貴重な機会となります。また、国宝「金剛経」や重要文化財「孔雀明王像」の他、仏堂を荘厳(しょうごん)する仏教美術の貴重な優品や、近代京都画壇を代表する堂本印象(1891~1975)による「婦女喫茶図」に至るまで、智積院が秘蔵する多彩な名宝を一堂に公開します。

《国宝 桜図》 長谷川久蔵 五面のうち四面 桃山時代 16世紀 智積院 【全期間展示】
《国宝 桜図》 長谷川久蔵 五面のうち四面 桃山時代 16世紀 智積院 【全期間展示】
《京都府指定有形文化財 興教大師像》 一幅 鎌倉時代 13世紀 智積院 【展示期間:11/30~12/26】
《京都府指定有形文化財 興教大師像》 一幅 鎌倉時代 13世紀 智積院 【展示期間:11/30~12/26】
《弘法大師像》 一幅 室町時代 文安元年(1444) 智積院 【展示期間:11/30~12/26】
《弘法大師像》 一幅 室町時代 文安元年(1444) 智積院 【展示期間:11/30~12/26】
《国宝 金剛経》(部分) 張即之 一帖 南宋時代 宝祐元年(1253) 智積院【全期間展示(場面替あり)】
《国宝 金剛経》(部分) 張即之 一帖 南宋時代 宝祐元年(1253) 智積院【全期間展示(場面替あり)】
《重要文化財 孔雀明王像》 一幅 鎌倉時代 14世紀 智積院 【展示期間:12/28~1/22】
《重要文化財 孔雀明王像》 一幅 鎌倉時代 14世紀 智積院 【展示期間:12/28~1/22】
《重要文化財 瀑布図(滝図)》 一幅 宋時代 13世紀 智積院 【展示期間:11/30~12/26】
《重要文化財 瀑布図(滝図)》 一幅 宋時代 13世紀 智積院 【展示期間:11/30~12/26】
《婦女喫茶図》 堂本印象 四面 昭和33年(1958) 智積院 【全期間展示】
《婦女喫茶図》 堂本印象 四面 昭和33年(1958) 智積院 【全期間展示】

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. 第3回『山形県埋蔵文化財センター設立30周年企画展』山形県埋蔵文化財センター
  3. 2024伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」市立伊丹ミュージアム
ページ上部へ戻る