名称:「鉄の技と美Ⅲー姫路藩主酒井家の刀剣」姫路市立美術館
期間:2022年11月12日(土)〜2023年1月15日(日)
会場:姫路市立美術館
展示室:コレクションギャラリー
時間:10:00〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 12月28日~1月3日、1月10日
※ただし1月9日は開館
観覧料:無料
住所:〒670-0012兵庫県姫路市本町68-25
TEL:079-222-2288
URL:姫路市立美術館
鎌倉時代の後鳥羽天皇は、みずから作刀を行ったことで知られています。その伝統は武家文化に引き継がれ、「貴人」すなわち武将や大名が刀を打つことが重んじられました。
江戸時代、姫路藩主であった酒井雅楽頭家もまた、この系譜を受け継いだ一族です。初代姫路藩主の酒井忠恭をはじめ、大名茶人(号 宗雅)である酒井忠以や、その弟で絵師の酒井抱一(忠因)など、代々刀を打ったことがわかっています。江戸時代後期、酒井家の御宝器を記録した帳簿(『姫路酒井家宝器明細簿・乾』)では、43口が数えられています。
現在は11口が現存しており、その他の酒井家が所持した刀剣とともに、あわせて13口が姫路市立美術館のコレクションの一部となっています。
本展では酒井家ゆかりの人々が焼刃した刀剣と、佩刀1口を展示し、姫路藩を治めた酒井家の作刀の伝統と匠の技を紹介します。画約100点と素描により、型にはまることを嫌い、振幅の激しい画業を通して描くことの意味を問い続けた、御舟の画家としての道筋をあらためて振り返ります。
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