名称:「足を見るのにしくはない」HOKUBU記念絵画館
会期:2023年 3月16日(木) – 5月7日(日)
開館日:会期中の木・金・土・日曜日
開催時間:10:00 – 17:00
※金・日曜は70分ごとの時間別予約制
※木・土曜は予約不要・終日時間制限なし
出陳作家:岩渕華林 / チェ・フチェイン / 冨所龍人 /高橋弘子 他
住所:〒062-0911北海道札幌市豊平区旭町1-1-36
TEL :011-822-0306(代表)
URL:HOKUBU記念絵画館
ルートヴィヒ・ビンスヴェルガーが明らかにしたように、ドイツ表現派のフランツ・マルクの『青い馬』では、画家は現実に存在している馬についてはまったく無関心です。それは彼の選んだ色からも明らかです。しかし、まさにこうしたやり方によって、彼の絵は、現実に存在している自然の再現を目指している多くの絵画よりも、はるかに強烈に馬の本質を我々に伝えています。対象が現実に存在するか否かにかかわらず、対象の本質をつかむことができるのならば、我々は実在の形態である足を、人間から引き離しても、足という特性によって、その本質の適用ができるのではないでしょうか。
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