名称:「満田晴穂 JIZAI」米子市美術館
会期:2023年1月22日(日)〜2月26日(日)
開館時間:10:00~18:00
料金:一般 500円
休館日:水曜日
会場:米子市美術館
後援:米子市美術館後援会、米子市文化協議会、BSS山陰放送、日本海テレビ、TSKさんいん中央テレビ、テレビ朝日鳥取支局、中海テレビ放送、新日本海新聞社、山陰中央新報社、朝日新聞鳥取総局、産経新聞社、毎日新聞鳥取支局、読売新聞鳥取支局、共同通信社鳥取支局、エフエム山陰、DARAZ FM(順不同)
協力:レントゲン藝術研究所準備室
住所:〒683-0822鳥取県米子市中町12
TEL:0859-34-2424
URL:米子市美術館
自在置物作家・満田晴穂(みつた はるお)は、1980年鳥取県米子市に生まれ就学期を千葉県我孫子市で過ごします。2006年に東京藝術大学美術学部工芸科を卒業し、2008年に同大学大学院美術研究科修士課程彫金研究室を修了。大学在学中に自在置物師の冨木宗行(とみき むねゆき)と出会い師事します。
現在は横浜市を拠点に江戸末期から明治にかけ、甲冑職人らによってつくられた「自在置物(じざいおきもの)」(金属などを素材とし、昆虫や蛇、甲殻類、また龍などの架空の生きものをかたどった工芸品)を継承する作家として国内外で作品を発表しています。主にクワガタやムカデなどの生き物を対象に、鋭い観察眼と緻密な手業によってその外見だけでなく体内の構造までも再現し、実際に動かすことができる作品を手がけています。
本物と見紛う精巧な作品は「たまたま金属で出来ている生命」とも評され、その卓越した技術が認められて、これまでに「全日本 金・銀創作展」開催委員会会長賞受賞(2005)、「第2回藝大アートプラザ大賞展」大賞受賞(2007)、「第48回日本クラフト展」入選(2009)、「第8回創造する伝統賞」受賞(2016)。近年出品した展覧会に「ニッポンの写実 そっくりの魔力」(北海道函館美術館ほか巡回、2017)、「驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ」(三井記念美術館ほか巡回、2017)、「リアル(写実)のゆくえ 現代の作家たち 生きること、写すこと」(平塚市美術館ほか巡回、2022)などがあります。
本展は、伝統的技術を継承しつつ、さらに進化させてきた満田の最近作を中心に紹介する、美術館における初個展です。
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