牧野富太郎生誕160年特別企画展「牧野博士と図鑑展」高知県立牧野植物園
名称:牧野富太郎生誕160年特別企画展「牧野博士と図鑑展」高知県立牧野植物園
会期:2022年10月8日(土)〜2023年2月12日(日) ※会期延長決定!
場所:展示館 企画展示室・植物画ギャラリー
主催:高知県立牧野植物園
企画・運営:公益財団法人高知県牧野記念財団
協力:株式会社北隆館、佐川町、里見デザイン室、練馬区立牧野記念庭園、東京大学総合研究博物館、東京都立大学牧野標本館
住所:〒781-8125高知県高知市五台山4200-6
TEL:088-882-2601
URL:高知県立牧野植物園
植物分類学者、牧野富太郎博士の生誕160年を記念した特別展後期を開催します。本展では、牧野博士が生涯を捧げた植物研究と植物知識の教育普及が融合した集大成『牧野日本植物図鑑』の誕生にいたるその軌跡をたどります。
<見どころ①> 富太郎少年、大志を抱く
何を目標にするか、研究に対する心構え「赭鞭一撻」ができるまで、富太郎の知的好奇心や探究心を、フィールドノートや写本など牧野文庫資料から紐解きます。宇田川榕庵『植学啓原』の写本や「赭鞭一撻」から、植物学を志す富太郎の情熱を感じることができます。
<見どころ②> いざ進め、『牧野日本植物図鑑』への道
“牧野図鑑”に至るまでの富太郎の歩んだ軌跡を、道のりその1フィールドワークと記載、その2「牧野植物図」の完成、その3知の集積・共有の3つの行程でたどります。富太郎が描いた植物図、幻の『日本植物志図篇』第12集や精魂込めて制作した『大日本植物志』など、その精緻な植物図は圧巻です。
<見どころ③> 『牧野日本植物図鑑』の誕生
「植物図鑑の生命は全く図版にある」と記した富太郎。富太郎が描いた図鑑原図や信頼した画家 山田壽雄や水島南平の原図とともに展示し、“牧野図鑑”の魅力を探ります。
<見どころ④> 図鑑の25人
約10年の歳月をかけた一大プロジェクトは、決して富太郎が一人では成し遂げられませんでした。初版本序文に記された25人の協力者、それぞれの仕事と役割、プロジェクト達成まで決して平坦ではなかった道のりを紹介します。
<見どころ⑤>「牧野文庫」の原図たち
牧野家から寄贈を受けた富太郎の蔵書、遺品類や植物図を収める「牧野文庫」に所蔵されていた“牧野図鑑”の原図を初公開!富太郎の植物図とあわせご覧いただけます。
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