「松村侑紀展-生命の瞬き-」Bunkamuraザ・ミュージアム

「紅鶴ー結ー」 45.5cm×22.8cm

名称:「松村侑紀展-生命の瞬き-」Bunkamuraザ・ミュージアム
会期:2023年1月11日(水)~1月18日(水)
開館時間:10:00~19:00
会場:Box Gallery
主催:Bunkamura Gallery
住所:〒150-8507東京都渋谷区道玄坂2-24-1
TEL:03-3477-9111
URL:Bunkamuraザ・ミュージアム

「華火」 41×32㎝
「華火」 41×32㎝
「満ちゆく色」 100×100㎝
「満ちゆく色」 100×100㎝
「桜の川」 40×40㎝
「桜の川」 40×40㎝

「生き物の目線からみた世界」をコンセプトに制作を続ける松村侑紀。幼いころから生き物に興味があり、自然保護官になることさえ夢見た彼女は、描くということを通して生き物の輝きや内なる声を我々に伝えようとしています。人間には感じることができない、生き物のみにある五感を表現すべく、彼ら特有の表情、動きを正確にとらえることによりその圧倒的な存在感を絵にしようと試みます。
愛くるしく描かれた動物たちは気高い姿で、私たちに緊張感を与えるほどの強さをもち、見るものの心を離しません。淡く繊細で鮮やかな作品は彼女の類まれなる色彩センスによって生み出され、精彩に交ざり合った赤と青の世界は見るものを圧倒します。
 松村と日本画の出会いは中学のとき、横山大観作品との出会いにさかのぼります。キラキラと輝くその画面にくぎ付けになり、岩絵具や鉱物など天然のものが生み出す表現の美しさに強く心惹かれました。自然の材料を使い、その色や質感をうまくコントロールし、無限の自然の表現方法にたどり着いた彼女は、日本画という奥深さに底知れぬ可能性を感じています。
 つねに自分の表現で何ができるかを考え続ける松村。そんな自然を愛する松村だからこそ表現できる生き生きとした自然の力強さをぜひ体感してください。

「紅鶴ー結ー」 45.5cm×22.8cm
「紅鶴ー結ー」 45.5cm×22.8cm

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「動き出す浮世絵展 TOKYO」寺田倉庫G1
  2. 特別展「答志島~古代から続く海民たちの島」鳥羽市立海の博物館
  3. 「うつす美 ─ 江戸時代の絵画学習」京都府京都文化博物館
ページ上部へ戻る