「ちょっとむかしのくらし展~ワラをめぐる若狭の生活誌」福井県立若狭歴史博物館

「ちょっとむかしのくらし展~ワラをめぐる若狭の生活誌」福井県立若狭歴史博物館

名称:「ちょっとむかしのくらし展~ワラをめぐる若狭の生活誌」福井県立若狭歴史博物館
会期:2022年12月3日〜2023年3月12日
開館時間:9時~17時(最終入館:16時30分)
休館日:第2・第4月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月2日
会場:福井県立若狭歴史博物館
入場料:一般/310円
   高校生以下・70歳以上/無料
   (70歳以上の方は、年齢がわかるものをご提示ください)
   ※有料の方が20名以上の団体は2割引
   ※障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
住所:〒917-0241福井県小浜市遠敷2-104
TEL:0770-56-0525
URL:福井県立若狭歴史博物館

紐、様々な袋、保温ジャー、レインコート、長靴、サンダル、虫よけ、レジャーシートなど。昭和30年代ごろまで、これらにあたるものは米作・麦作の副産物である藁で作られていました。これら日用品だけでなく、お祭りやお祝いの場でも利用され、若狭地域もそのような生活を営んできました。
 近代の若狭地域では、農閑期の副業として「藁工品」作りが奨励され、非常に熱心に実施されたことが特徴的です。その生産量は全国トップクラスを誇り、遠くは北海道や名阪方面へも出荷されました。生産の向上の裏側には農機具の導入や、奨励金の援助、組合の形成があり、その歴史は若狭地域の農村における近代化の歩みを教えてくれます。
 本展示では、むかしの生活道具の他、新聞資料、公文書等から、今では見る機会の少なくなった藁製品から若狭地域の生活の変容を考えます。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 公募展「那珂川町を描く-心に残る風景-」那珂川町馬頭広重美術館
  2. 「冬のけしき」夢二生家記念館・少年山荘
  3. 企画展「石のワンダー」愛媛県総合科学博物館
ページ上部へ戻る