開館20周年記念・収蔵企画展「そっとひらいてみれば―屏風と本でたのしむ絵―」佐野市立吉澤記念美術館

開館20周年記念・収蔵企画展「そっとひらいてみれば―屏風と本でたのしむ絵―」佐野市立吉澤記念美術館

名称:開館20周年記念・収蔵企画展「そっとひらいてみれば―屏風と本でたのしむ絵―」佐野市立吉澤記念美術館
会期:2023年1月21日(土曜日)~5月7日(日曜日)
  (前期1月21日~3月5日、後期3月18日~5月7日)
開館時間:午前9時30分~午後5時
休館日:毎週月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日、展示替え期間(3月6~17日)
観覧料:一般520円(470円)
   ( )内は20名以上の団体料金、
   障害者手帳等をお持ちの方とその介添者1名・大学生以下無料(要障害者手帳・学生証の掲示)
   団体以外は来館予約不要。混雑状況によっては入場制限を行う場合がございます。
   現金のみ
住所:〒327-0501 栃木県佐野市葛生東1-14-30
TEL:0283-86-2008
URL:佐野市立吉澤記念美術館

開館20周年記念・収蔵企画展「そっとひらいてみれば―屏風と本でたのしむ絵―」佐野市立吉澤記念美術館

人を迎える空間を彩る「屏風」。1人または少人数で読む「本」。大きさも、描かれる方法も、見る人との距離も対照的な一方で、「ひらくと絵が現れる」という共通点があります。
この展覧会では、「屏風」と「本」という2つの形式を比べながら、それぞれの魅力を紹介します。たとえば同じような主題を、屏風と本ではどのように描いたかを実際の作品で比較します。また、見る人はどのように鑑賞したか、生活の中でどのように親しんだかを、絵の中に描かれた屏風や、本に押された印・書き込み・汚れなどの痕跡から具体的に紹介します。
また、前期・後期で作品を大きく入れ替え、それぞれテーマに沿って構成します。季節感豊かな「屏風」の華やかさ、物語の世界や未知の外国へと私たちを案内する「本」の知的な面白さを、親しみやすい解説と共にお楽しみいただきます。
当地で実際に親しまれた作品を中心に構成し、初公開作品も多く紹介します。新年・新年度を迎えるこの季節、すてきな世界への扉をそっと開いてみませんか?
主な展示作品
無款《源氏物語色紙貼交屏風》当館寄託、児玉果亭《松図屏風》当館寄託★、柳亭種彦作・葛飾北斎画『阿波濃鳴門』、仮名垣魯文作・落合芳幾画『西洋道中膝栗毛』ほか

無款《源氏物語色紙貼交屏風》より「横笛」当館寄託【前期展示】
無款《源氏物語色紙貼交屏風》より「横笛」当館寄託【前期展示】
無款《故事人物図貼交屏風》(部分)当館寄託(初公開)【前期展示】
無款《故事人物図貼交屏風》(部分)当館寄託(初公開)【前期展示】
無款《松図屏風》当館寄託(初公開)【前期展示】
無款《松図屏風》当館寄託(初公開)【前期展示】
橘宗重著・長谷川等雲画『絵本宝鑑』貞享5年(1688)【前期展示】
橘宗重著・長谷川等雲画『絵本宝鑑』貞享5年(1688)【前期展示】
柳亭種彦作・葛飾北斎画『阿波濃鳴門』文化4年(1807)【前期展示】
柳亭種彦作・葛飾北斎画『阿波濃鳴門』文化4年(1807)【前期展示】
『絵本宝鑑』部分【前期展示】
『絵本宝鑑』部分【前期展示】
『阿波濃鳴門』部分【前期展示】
『阿波濃鳴門』部分【前期展示】
細合秀谷《秋の野辺》当館寄託(初公開)【後期展示】
細合秀谷《秋の野辺》当館寄託(初公開)【後期展示】
児玉果亭《飯盛松之真図屏風》(六曲二双のうち)当館寄託(初公開)【後期展示】
児玉果亭《飯盛松之真図屏風》(六曲二双のうち)当館寄託(初公開)【後期展示】
褘理哲・著、箕作阮甫・訓点『地球説略』万屋兵四郎刊、文久2年(1862)部分 当館寄託【後期展示】
褘理哲・著、箕作阮甫・訓点『地球説略』万屋兵四郎刊、文久2年(1862)部分 当館寄託【後期展示】
『地球説略』部分【後期展示】
『地球説略』部分【後期展示】
『西洋道中膝栗毛』部分【後期展示】
『西洋道中膝栗毛』部分【後期展示】
仮名垣魯文作・落合芳幾画『西洋道中膝栗毛』六篇上「普仏戦争」当館寄託【後期展示】
仮名垣魯文作・落合芳幾画『西洋道中膝栗毛』六篇上「普仏戦争」当館寄託【後期展示】

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