名称:「斎藤清展 -modern realist-」奥田元宋・小由女美術館
会期:2023年2月9日(木)〜4月9日(日)
開館時間:9:30~17:00 ※入館は16:30まで
※3月7日(火)、4月6日(木)は満月の日のため21時まで開館時間延長予定
入館料 一般1000円(900円)高校・大学生500円(400円)中学生以下無料
※( )は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料
休館日:毎週水曜日
会場;奥田元宋・小由女美術館
住所:〒728-0023 広島県三次市東酒屋町10453番地6
TEL:0824-65-0010
URL:奥田元宋・小由女美術館
日本版画界を代表する画家・斎藤清(1907-1997)。
福島県で誕生した斎藤は、幼少期に北海道に移住、青年期までを過ごします。
絵を描くことが好きで独学で油絵を模索するなど、働きながらも画業への思いを断ち切れず、24歳で本格的に上京し、白日会など団体展に油絵を出品し入選するようになります。
29歳の時に目にした安井曽太郎の版画作品に触発されて自らも版画制作を開始、以来造形版画協会や国画会展などで作品を発表するようになります。
44歳でのサンパウロ・ビエンナーレへの出品、受賞を機にブラジルやアメリカなど海外で高い評価を得るようになり、国内よりも海外の人気が先行、いわば評価の逆輸入という形で、日本国内へ広まって行きました。
様々なモチーフと技法に挑みながら作品を生みだし、日本現代版画界のパイオニアとして活躍、1995年には文化功労者に顕彰されました。1997年に90歳で生涯を閉じますが、その作品群は今なお多くの人々を魅了し続けています。
本展では、作者の初期から晩年までの作品・資料を一堂に展示。日本の伝統表現に西洋の近代造形を取り入れた魅力あふれる作品世界を紹介します。
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