「知られざる肥後の絵師2023」八代市立博物館未来の森ミュージアム

「知られざる肥後の絵師2023」八代市立博物館未来の森ミュージアム

名称:「知られざる肥後の絵師2023」八代市立博物館未来の森ミュージアム
会期: 2023年2月3日〜2023年3月12日
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日
会場:八代市立博物館未来の森ミュージアム
入場料:一般 400円(320円) 高大生 300円(240円)
   *( )内は20名以上の団体料金
   *障がい者手帳をご提示の方は無料
   *中学生以下は無料 *常設展示もご覧いただけます
住所:〒866-0863熊本県八代市西松江城町12-35
TEL:0965-34-5555
URL:八代市立博物館未来の森ミュージアム

八代市立博物館未来の森ミュージアムは、開館以来、肥後ゆかりの絵画作品を積極的に収集してまいりました。細川家の御用絵師「矢野派」に始まり、幕末・近代に活躍した絵師、そして現代作家の作品によって構成され、肥後・熊本の絵画史を概観することができます。
 本展は、令和2年に開催した企画展示「知られざる肥後の絵師」の内容を深く掘り下げ、特別展覧会として再構成したもので、江戸時代から明治・大正時代まで、激動の肥後・熊本で活躍した絵師たちを、未来の森ミュージアムが所蔵する作品とともに紹介します。
 最大の見どころは、迫力の大画面を有する屏風が一堂に並ぶことです。雪舟の流れを汲む矢野派の絵師による「山水図屏風」や「花鳥図屏風」は、狩野派とは一味違った清々しさが漂い、我々を憧れの桃源郷へといざなってくれます。また、幕末から明治にかけて人気を博した南画家・竹富清嘯(せいしょう)、東京の日本画壇に進出して旧派・新派の日本画壇で個性を発揮した近藤樵仙(しょうせん)や高橋廣湖(こうこ)など、激動の時代を生きた熊本の画家たちを紹介します。
 他にも、肥後狩野派のひとり狩野養長(おさなが)が歴史絵巻を模写した「蒙古襲来絵詞」、明治から大正時代にかけて文政村(現八代市鏡町)で活躍した絵師・園田耕雪(こうせつ)の代表作「鹿子木量平肖像」「鹿子木謙之助像」などを特別出品します。
 知られざる肥後の絵師たちによる多彩な作品の魅力を、彼らを支えた人々や文化的背景とともに紐解きます。

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