名称:春季特別展「絞り染めの世界―安藤宏子のまなざし―」大阪日本民芸館
会期:2023年3月4日(土)〜7月17日(月)
会場:大阪日本民芸館
観覧料金:当日一般710円
休館日:水曜日(11月23日は開館)
住所:〒565-0826大阪府吹田市千里万博公園10-5
TEL:06-6877-1971
URL:大阪日本民芸館
絞り染めとは、布を糸で縫い、縛り、括り、あるいは布そのものを折り畳んで強く引き締めることで防染し、模様を染める技法。世界中には様々な絞り染めが存在しており、それらは、各地の文化や風土の中で育くまれ、地域性豊かな発展をとげてきた。とくに日本はおよそ100種余りという、世界においても驚くほどに多くの技法が生み出された国である。こうした絞り染めの技法は、産地で受け継がれるのみならず、作家達の手により表現技法として新たな魅力を発揮している。
本展では、安藤宏子氏が見出してきた国内外の絞り染め作品とあわせて、氏自身の作品を紹介。九州の豊後絞り・筑前絞りや愛知県の有松・鳴海絞りに加え、海外からはインドの色とりどりのターバンやヴェール、アフリカの力強い腰布。そして、安藤宏子氏による、多彩な技法を活用した自由闊達な作品の数々。過去から現代まで、時代や地域を超えて広がる、絞り染めの世界の魅力を紹介する。
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