「没後50年 初山滋展 見果てぬ夢」ちひろ美術館・東京

「没後50年 初山滋展 見果てぬ夢」ちひろ美術館・東京

名称:「没後50年 初山滋展 見果てぬ夢」ちひろ美術館・東京
会期:2023年3月18日(土)〜2023年6月18日(日)
会場:ちひろ美術館・東京
展示室:展示室1・2
時間:10:00〜17:00
   3月は ~16:00
   (入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日 
   祝休日は開館、翌平日休館
   ※GW(4月29日~5月7日)は無休
観覧料:大人1,000円
   高校生以下 無料
   団体(有料入館者10名以上)、65歳以上、学生の方は800円
   障害者手帳を提示の方とその介添えの方(1名)は無料
   年間パスポート3000円
住所:〒177-0042東京都練馬区下石神井4-7-2
TEL:03-3995-0612
URL:ちひろ美術館・東京

初山滋 はるのはこび 1962年(ちひろ美術館寄託)
初山滋 はるのはこび 1962年(ちひろ美術館寄託)

光と、水と、虹と、鳥と……
きらめく夢の世界に遊ぶ
初山滋(1897-1973)は、21歳のときに児童文芸誌「おとぎの世界」で注目を集めて以来、大正から昭和にかけての50年余りに渡り、“童画”の世界に欠かせない画家として活躍しました。幼いころから体に染みついた江戸の装飾美に、西欧のモダンな感覚を巧みに融合させ、美意識の赴くまま自由な表現を展開したその絵は、没後50年を経た今も新しさを失わず、みずみずしい感覚にあふれています。1930年代後半からは自画自刻自摺の木版画も数多く手がけ、ここにも独創的な世界を見ることができます。
本展では、初山滋の人生を追いながら、童画や木版画のほか、漫画や装丁画、絵本の原画なども展示します。流麗な線と明澄な色彩でつむがれた、きらめくような夢幻の世界をご覧ください。
◆ 初山滋(はつやましげる 1897~1973)
東京・浅草に生まれる。小学校卒業後、模様画工房に奉公に入り、後に挿絵画家の井川洗厓に学ぶ。1919年に児童文芸誌「おとぎの世界」の表紙を描いて注目を集め、以後絵雑誌「コドモノクニ」などの絵で、童画家として広く知られるようになる。1927年、武井武雄、岡本帰一らと日本童画家協会を結成。第二次世界大戦中、子どもの本の仕事が激減するが、この時期に木版画の制作に集中した。1946年日本童画会結成。戦後も絵本や教科書の表紙などを数多く手がけた。

初山滋 なんなん菜の花 1932年(個人蔵)
初山滋 なんなん菜の花 1932年(個人蔵)
初山滋 『おやゆびひめ』(社会教育連合会)より 1949年(個人蔵)
初山滋 『おやゆびひめ』(社会教育連合会)より 1949年(個人蔵)
初山滋『たなばた』(福音館書店)より 1963年(個人蔵)
初山滋『たなばた』(福音館書店)より 1963年(個人蔵)
初山滋『もず』(至光社)より 1965年(ちひろ美術館寄託)
初山滋 かいのこどもたち 1965年(個人蔵)
初山滋『もず』(至光社)より 1965年(ちひろ美術館寄託)
初山滋『もず』(至光社)より 1965年(ちひろ美術館寄託)
初山滋「えほんのあめや」より 1948年(個人蔵)
初山滋「えほんのあめや」より 1948年(個人蔵)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. 第3回『山形県埋蔵文化財センター設立30周年企画展』山形県埋蔵文化財センター
  3. 2024伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」市立伊丹ミュージアム
ページ上部へ戻る