名称:春季展「笹部さくらコレクション 桜を描く-三熊派の流儀-」白鹿記念酒造博物館(酒ミュージアム)
会期:2023年3月18日(土)〜5月28日(日)
開館時間:10:00~17:00 入館は16:30まで
料金:一般:500円
中・小学生:250円
休館日:火曜日 ※4月24日(月)は一部展示入替のため記念館展示室はご観覧いただけません。
※3月21日(火・祝)は臨時開館、3月22日(水)は休館いたします。
会場:白鹿記念酒造博物館(酒ミュージアム)
住所:〒662-0926 兵庫県西宮市鞍掛町8-21
TEL:0798-33-0008
URL:白鹿記念酒造博物館(酒ミュージアム)
江戸時代中後期の約60年間という短い期間に、「三熊派(みくまは)」という画派が京都を中心に活動しました。三熊思孝(みくましこう)・三熊露香(みくまろこう)・広瀬花隠(ひろせかいん)・織田瑟々(おだしつしつ)という4人からなる三熊派は、桜のみを描くことを流儀とし、絵の道に邁進していきました。
三熊派の始祖である思孝は、春になると桜を観察するために全国各地へ出かけ、その成果を活かして桜を描いたと言われています。そうした思孝の姿勢は他の3人にも引き継がれ、細部まで丹念に描き込まれた桜画を遺しています。このように、持てる力の限りを尽くして桜を描いた三熊派の根本には、日本で古くから愛されてきた桜の美しさを、絵画という形で表現したいという思いがありました。
本展示では、三熊派の4人が見出し絵に込めた桜の美しさについて、笹部さくらコレクションに収められた三熊派の掛軸からご紹介します。
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