「修復の秘密 コレクションによる小企画」東京国立近代美術館

安井曽太郎《金蓉》1934年、画像の左が修復前、右が修復後

名称:「修復の秘密 コレクションによる小企画」東京国立近代美術館
会期:2023年3月17日(金)~2023年5月14日(日)
開館時間:10:00 〜 17:00
   金曜日・土曜日は20:00まで
   ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
   3月27日、5月1日、8日は開館
入場料:一般 500円、大学生 250円、高校生以下および18歳未満、65歳以上、
   障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料
会場:東京国立近代美術館
住所:〒102-8322東京都千代田区北の丸公園3-1
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL:東京国立近代美術館

「修復」を切り口に、当館コレクションを紹介します。当館では開館以来70年の歴史の中で、数多くの修復家と共同して、所蔵作品の適切な保存に努めてきました。修復とは、「修め(繕って整え)」「復する(もとの状態に戻す)」という言葉の通り、作品を末永く、より良い状態で継承していくための技術です。その担い手である修復家に間近で接すると、作品を処置する腕とともに、触れずに見通す眼、深く思考する頭を持つことに驚かされます。物言わぬ作品を吟味し、技法や素材の特性を明らかにしていく修復家の仕事は、しばしば作家のコンセプトや作品の表現へ近づく道筋を示してくれます。
作者なき後に、制作の核心に迫ろうと推理をめぐらす修復家の卓抜な腕、眼、頭、そして彼/彼女らが解き明かす作品の秘密に触れていただければ幸いです。
アーティスト
藤田嗣治、岸田劉生、安井曽太郎、靉光、河原温、恩地孝四郎、フランシス・ベーコン 他

安井曽太郎《金蓉》1934年、画像の左が修復前、右が修復後
安井曽太郎《金蓉》1934年、画像の左が修復前、右が修復後

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