「ピーター・シスの闇と夢」市立伊丹ミュージアム

「ピーター・シスの闇と夢」市立伊丹ミュージアム

名称:「ピーター・シスの闇と夢」市立伊丹ミュージアム
会期:2023年4月14日(金)〜2023年6月11日(日)
会場:市立伊丹ミュージアム
展示室:展示室2・3・5
時間:10:00〜18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:月曜日 
   ただし祝日の場合は開館、翌平日は休館
観覧料:一般 1,000円(900円)
   大高生 700円(600円)
   中小生 400円(300円)
   ※( )内は20名以上の団体料金
   ※兵庫県内の小中学生はココロンカード提示にて無料
   ※伊丹市内在住の高齢者割引有(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上)
住所:〒664-0895 兵庫県 伊丹市宮ノ前2-5-20
TEL:072-772-5959
URL:市立伊丹ミュージアム

ピーター・シス《三つの金の鍵 魔法のプラハ》
©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託
ピーター・シス《三つの金の鍵 魔法のプラハ》 ©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託

共産党統治下のチェコスロヴァキア(現:チェコ共和国)に生まれ、自由を求めてアメリカに亡命した絵本作家ピーター・シス(1949年生)。世に送りだした30冊近くの絵本はコールデコット・オナー賞など数々の賞で称えられ、多くの人びとを魅了しています。故郷の思い出を描いた『三つの金の鍵 魔法のプラハ』や『かべ 鉄のカーテンのむこうに育って』などの代表作をはじめ、小さな子どもたちのためにつくった絵本、広い世界を旅した英雄への憧れを込めた物語、そして、ダーウィンやガリレオなど抑圧に屈することなく意志を貫いた偉人たちの伝記絵本と、その表現はさまざまです。
シスはすべての絵本で、自分が歩んできた人生と自分自身を投影してきました。チェコスロヴァキアに生まれて「かべ」のなかで育ったこと、アメリカに移住し、「自分は何者か」と問いつづけたこと、その人生の旅路でみた自由、夢、真実、愛、冒険、探求、孤独を、物語につづったのです。2012年にはその功績が評価され、国際アンデルセン賞画家賞が授与されました。そして今も、シスは創作をつづけています。
本展では、アメリカに移住したのちに生み出した数々の絵本原画と資料に加えて、絵本作家となる前に冷戦下の旧チェコスロヴァキアで製作し、国際的な評価を得たアニメーションの原画や、新聞雑誌の挿絵、地下鉄や空港など公共の場のためのアートプロジェクトの作品など、約200点を紹介しながらシスの創作の軌跡を辿ります。影から光へとたどってきたシスが人生をかけてつむいだ、闇と夢が織りなす作品の数々をご覧ください。

ピーター・シス《星の使者ーガリレオ・ガリレイ》
©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託
ピーター・シス《星の使者ーガリレオ・ガリレイ》 ©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託
ピーター・シス《かべ》
©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託
ピーター・シス《かべ》 ©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託
ピーター・シス《Flying Man》
©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託
ピーター・シス《Flying Man》 ©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託
ピーター・シス《Happy Children》
©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託
ピーター・シス《Happy Children》 ©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託
《星の使者ーガリレオ・ガリレイ》©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託
《星の使者ーガリレオ・ガリレイ》©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託
《チベットー赤い箱のひみつ》©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託
《チベットー赤い箱のひみつ》©Peter Sis, エリック・カール絵本美術館寄託

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 特別企画展「源氏物語とみやび」佐野市立吉澤記念美術館
  2. 「没後30年・ドアノーの愛したパリ ROBERT DOISNEAU展」何必館・京都現代美術館
  3. 開館30周年 企画展「きれいな絵」香美市立美術館
ページ上部へ戻る