「北斎と肉筆浮世絵の美 ー氏家浮世絵コレクションー」鎌倉国宝館

「北斎と肉筆浮世絵の美 ー氏家浮世絵コレクションー」鎌倉国宝館

名称:「北斎と肉筆浮世絵の美 ー氏家浮世絵コレクションー」鎌倉国宝館
会期:2023年3月18日〜2023年5月7日
会場:鎌倉国宝館
入場料:一般:500円(400円)
  小・中学生:250円(150円)  
  ※( )内は20名以上団体料金
開館時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜日
住所:〒248-0005神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-1 鶴岡八幡宮
TEL:0467-22-0753
URL:鎌倉国宝館

「氏家浮世絵コレクション」は、故・氏家武雄氏が多年にわたり蒐集につとめた肉筆浮世絵のコレクションをもとに、同氏と鎌倉市とが協力し、鎌倉国宝館内に設置された公益財団法人です。かつて浮世絵は、その優品が海外に流出する例が多くありましたが、氏家武雄氏は一品制作のため数の少ない肉筆浮世絵の流出防止にはとりわけ心をくだき、その蒐集および保存に尽力されました。
本コレクションの特色は、全作品が肉筆画であることです。肉筆浮世絵は版画とは異なり、絵師自らが直接筆をとった作品です。その美しさは細やかな筆づかいや絶妙な彩色に発揮され、絵師本来の技量を知ることのできる貴重な資料といえるでしょう。
質量ともに豊かな氏家コレクションは、かねてより国内外から高く評価されていますが、その筆頭を飾る葛飾北斎の作品群は、2020年に北斎生誕260年をむかえたこともあり、各地で行われる展覧会へ招待される機会が増えています。本展では、同コレクションから選りすぐりの美人画を中心に、葛飾北斎、菱川師宣、懐月堂安度、宮川長春らの肉筆浮世絵の名品をご紹介いたします。本コレクションの誇る美を、この機会にご堪能ください。

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