春季特別展「浮世絵美人と馬」馬の博物館

春季特別展「浮世絵美人と馬」馬の博物館

名称:春季特別展「浮世絵美人と馬」馬の博物館
会期:2023年4月22日(土)〜6月11日(日)
開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
料金:大人200円、小・中・高校生30円
   ※毎週土曜日は小・中・高校生無料
   ※障がい者手帳をお持ちの方は無料(介護者は原則1名半額)
休館日:月曜日、5月9日(火)、23日(火)~26日(金)
会場:馬の博物館
住所:〒231-0853神奈川県横浜市中区根岸台1-3 根岸競馬記念公苑
TEL:045-662-7581
URL:馬の博物館

楊洲周延「春駒のあそび」
馬の博物館所蔵
楊洲周延「春駒のあそび」 馬の博物館所蔵

江戸時代に大衆文化として花開いた浮世絵には、女性を描いた作品がたくさんあり、女性たちの表情や仕草、ファッションは人々を魅了しました。また、浮世絵のあらゆる画題に馬は描かれており、馬が当時の生活に欠かせない身近で大切なパートナーであったことが見て取れます。
江戸時代には馬と人とのかかわりに根ざした風習や文化が多様にあって、浮世絵では女性たちが日々の暮らしの中でそれらに親しむ様子が捉えられました。また、文学作品中の馬と女性が登場する有名なエピソードも、浮世絵の画題となりました。一方、男性を美人に置き換えるなどした見立絵は高い人気があり、絵の中でこそ楽しめる馬と女性のかかわりが見られます。明治時代に入ると、最先端の流行を身にまとった女性と共に、馬は文明開化を象徴する存在として浮世絵に登場しました。このように、浮世絵師たちの手によって馬と女性のかかわりは美しく洗練されたイメージとなり、広く親しまれたのです。
本展では、江戸から明治時代にかけての浮世絵約130点を中心に、馬と女性のかかわりを様々な角度からご紹介します。浮世絵に生き生きと描かれた馬と女性たちの姿をぜひお楽しみください。

歌川房種「蚕養草」 
シルク博物館所蔵
歌川房種「蚕養草」  シルク博物館所蔵
歌川国貞(三代歌川豊国)・歌川広重「双筆五十三次 浜松」
東京都立中央図書館特別文庫室所蔵
歌川国貞(三代歌川豊国)・歌川広重「双筆五十三次 浜松」 東京都立中央図書館特別文庫室所蔵
歌川国貞(三代歌川豊国)「東海道五十三次之内 池鯉鮒ノ図」
藤沢市藤澤浮世絵館所蔵
歌川国貞(三代歌川豊国)「東海道五十三次之内 池鯉鮒ノ図」 藤沢市藤澤浮世絵館所蔵

菊川英山「当世吾妻下り」
馬の博物館所蔵
菊川英山「当世吾妻下り」 馬の博物館所蔵
「巴御前」
東京国立博物館所蔵 Image:TNM Image Archives
「巴御前」 東京国立博物館所蔵 Image:TNM Image Archives
菊川英山「当世絵兄弟 三囲稲荷之額」
馬の博物館所蔵
菊川英山「当世絵兄弟 三囲稲荷之額」 馬の博物館所蔵
歌川芳虎「武州横浜八景之内 吉田橋乃落鳫 英吉利人」
神奈川県立歴史博物館所蔵
歌川芳虎「武州横浜八景之内 吉田橋乃落鳫 英吉利人」 神奈川県立歴史博物館所蔵
楊洲周延「上野不忍競馬之図」
馬の博物館所蔵
楊洲周延「上野不忍競馬之図」 馬の博物館所蔵

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る