名称:特別展「万葉歌から生まれた美の世界―杉岡華邨の書を中心に―」奈良県立万葉文化館
会期:2023年4月11日(火)〜5月28日(日)
会場:奈良県立万葉文化館
観覧料金:当日一般800円
休館日:月曜日
住所:〒634-0103奈良県高市郡明日香村飛鳥10
TEL:0744-54-1850
URL:奈良県立万葉文化館
奈良県吉野郡下北山村出身の杉岡華邨(1913~2012)は「かな書」の第一人者であり、平成12年(2000)には文化勲章を受章している。
令和5年(2023)は華邨の生誕110年にあたり、これを機に開催する本展は、奈良市杉岡華邨書道美術館に所蔵されている華邨の書と、それに関連する万葉文化館所蔵の「万葉日本画」をあわせて展示し、書と絵画で『万葉集』の情緒豊かな世界を紹介するもの。華邨は書の題材として万葉歌をたびたびとりあげており、代表作のなかにも『万葉集』をテーマにした作品が数多くある。また、日本画家の中路融人との合作「万葉の花」「最上川」や、絶筆となった「近江京感傷」などの代表作を展示し、華邨が貫いた書の道を振り返る。その他、万葉文化館のコレクションから平安~室町時代に写された古筆切や江戸時代の写本など貴重な資料も展示し、『万葉集』が生みだした美の豊かさを紹介する。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。