「荒木経惟 花人生展」何必館・京都現代美術館

「荒木経惟 花人生展」何必館・京都現代美術館

名称:「荒木経惟 花人生展」何必館・京都現代美術館
会期:2023年04月01日(土) 〜 2023年07月23日(日)
会場:何必館・京都現代美術館
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(ただし、7/17は開館)
料金:一般:1,200円
   学生:1,000円
住所:〒605-0073京都府京都市東山区祇園町北側271
TEL:075-525-1311
URL:何必館・京都現代美術館

日本写真界を独走し続ける、アラーキーこと荒木経惟(1940~)。本展では、彼が一貫して撮り続けている「花」に焦点を当て、約150点の作品を展示します。
荒木が初めて撮った花は、少年時代の遊び場であった東京吉原の浄閑寺の彼岸花でした。
荒木経惟は 1963年に広告代理店の商業写真家としてキャリアをスタートしますが、その間にも個展開催や私家版写真集を刊行します。その後、数々の問題作を発表し、次第に写真家としての評価が高まるなかで、最愛の妻・陽子の死を境に、より多くの花を撮るようになってゆきます。
荒木経惟の花は、満開の美しさの先にある、清純から腐爛にさしかかる瞬間を切り取ります。官能的で淫靡なエロスと、その中に潜むタナトスが交錯し、圧倒的な存在感で私達の感情を揺り動かすのではないでしょうか。
本展では「彼岸花」「色景」「近景」「花曲」「死情」「色情花」、絵画作品「花画」という 7つのテーマで構成し、荒木の花の世界をご紹介します。この機会にご高覧ください。
荒木経雄
1940 東京府下谷区(現・東京都台東区)に生まれる。
1963 電通にカメラマンとして入社。
1964 写真集『さっちん』で第1回太陽賞受賞。
1971 同僚だった青木陽子と結婚。結婚式や新婚旅行の様子を撮影した写真集『センチメンタルな旅』を自費出版する。
1990 妻・陽子死去。
1997 荒木夫妻の私的小説「東京日和」が竹中直人の監督・主演で映画化する。
2002 「荒木経雄 花人生展」(何必館・京都現代美術館)
2012 第54回毎日芸術賞・特別賞
2016 「ARAKI」展(ギメ東洋美術館/パリ)

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