名称:水野コレクション「美術館でめぐる歳時記 〜日本画家たちが描く四季」北野美術館
会期:2023年6月10日(土)〜7月17日(月)
開催時間:9:30~17:00(最終入館16:30)
休館日:毎週月曜日(但し7月17日(月・祝)は開館)
会場:水野美術館
料金:一般 1,000円
中高生 600円
小学生 300円
※20名以上の団体は各100円引き
※小中学生が授業の一環として利用する場合は無料
※小中学生は、毎週土曜日は無料
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と、付添1名は半額(要手帳提示)
※お着物でご来館の方は半額
住所:〒381-0101 長野県長野市若穂綿内7963-2
TEL:026-282-3450
URL:北野美術館
春の花見に秋の紅葉狩り、端午の節句や七夕まつり、あるいは五月雨、吹雪など――。
こうした四季ごとの行事や生活、植物や気候などの情報をまとめた書物『歳時記』をご存知でしょうか。現代では俳句の季語辞典として多くの書籍が発行され、季節ごとの森羅万象を表わす膨大な言葉の数々が納められています。いわば歳時記とは、“季節の百科事典”とも言い換えられるでしょう。
本展では、展示室全体を歳時記に見立て、日本画のなかから季節を感じるモチーフやことばを探ります。例えば上村松園《夏の美人圖》に描かれた、女性の吊るす蚊帳や足元に置かれた団扇は、夏を表わす暮らしの道具です。あるいは菊池契月《流鏑馬図》や山本丘人《紅葉の季》では、秋を感じる紅葉の情景を見ることができます。このように日本画家たちの捉えた四季のすがたを、歳時記をたよりにどうぞお楽しみください。
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