称:特別展「近代美人画 百花繚乱 -松園、清方、深水、夢二- 培広庵コレクションを中心に」ふくやま美術館
会期:2023年4月8日〜2023年6月4日
会場:ふくやま美術館
開館時間:9:30~17:00
※5月26日(金)、27日(土)、6月2日(金)、3日(土)は19:00まで開館
休館日:月曜休館 ※5月1日(月)は臨時開館
入場料:一般 1,000円(800円)
高校生以下無料
※( )内は前売りまたは有料20名以上の団体料金
【免除】次の方は特別展・所蔵品展ともに無料です。証明となるものを受付に提示してください。※証明書コピー不可)
高校生以下の方
社会福祉施設に入所されている方
福山市・府中市・神石高原町に住所を有する65歳以上の方
身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳等を所持する方及びその介護者1名
キャンパスメンバーズ会員校の学生及び教職員
住所:〒720-0067広島県福山市西町2-4-3
TEL:084-932-2345
URL:ふくやま美術館
「美人画」は近代日本画において主要なジャンルの一つです。その前身となる江戸時代の浮世絵では、「役者絵」や「風景画」とともに「美人画」が爆発的な人気を誇りました。花魁や芸妓等のブロマイド的な用途となった浮世絵美人画は、近代へと時代が移行するに従って廃れていき、絵葉書や写真が入れ替わってその役割を果たしました。一方明治期以降、欧米化が進む近代日本画壇においても、人物は重要なモチーフであり、中でも女性美という万人の感じる美しさを表現した「美人画」は、大正期から昭和初期に最も輝きを放ちました。
培広庵コレクションはまさにこの黄金期の優品を集めたもので、「美人画」といえばまず名前のあがる上村松園、鏑木清方、伊東深水、竹久夢二をはじめ、先駆的な役割を果たした渡辺省亭や幸野楳嶺、特異な画風の島成園や北野恒冨、岡本神草など、まさに百花繚乱とうたわれるべき魅力に満ちています。
また特別出品として、近隣の美術館収蔵品からも数点加え、これまでの培広庵コレクション展とは少し違ったニュアンスを加味し、「美人画」の魅力を堪能できる内容としています。当館では1995年に開催した福冨太郎コレクションによる「明治・大正・昭和 近代美人画名作展」からおよそ28年ぶりの「美人画」展となります。選りすぐりの約90点により、華麗で優美な世界をお楽しみいただきます。
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