名称:世田谷文学館コレクション展 没後50年・椎名麟三と「あさって会」世田谷文学館
会期:2023年4月22日(土)~9月3日(日)
会場:世田谷文学館 1階展示室
開館時間:10:00~18:00
※展覧会入場、ミュージアムショップの営業は17:30まで
休館日:毎週月曜日(祝日の際は開館し翌平日に休館)
料金:
一般 200円 160円(割引)
大学・高校生 150円 120円(割引)
65歳以上、小・中学生 100円 80円(割引)
障害者手帳をお持ちの方
(ただし大学生以下は無料) 100円 80円
主催:世田谷区、公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
後援:世田谷区教育委員会
住所:〒157-0062東京都世田谷区南烏山1-10-10
TEL:03-5374-9111
URL:世田谷文学館
2023年は小説家・椎名麟三(1911~1973)の没後50年にあたります。椎名麟三は姫路にうまれ、中学中退後に家出。様々な職を転々としながら貧困生活を経験し、労働運動に参加して投獄されるなど、激動の青年時代を過ごします。戦後、実存主義に拠った新たな書き手として注目され、戦後派文学を代表する作家となりました。
1943年、椎名は世田谷区松原に居を移し、代表作である『永遠なる序章』など、晩年まで多くの作品をこの地で執筆しました。本展では、「ほんとうの自由」を模索しつづけた椎名麟三の生涯を当館収蔵資料とともに辿ります。また、同じく松原に住み、親しく往来をした梅崎春生をはじめ、戦後派の交友会「あさって会」の作家たちをあわせてご紹介いたします。
椎名麟三
1911~1973年(明治44~昭和48年)
小説家。兵庫県生まれ。旧制姫路中学中退後、職を転々とする。鉄道会社の車掌となったのち、労働運動に参加し1931年に検挙される。2年近く投獄され、転向する。その後、ドストエフスキーの『悪霊』を読み文学に目覚め、寒川光太郎、船山馨らの同人雑誌「創作」(のち「新創作」に改名)に作品を発表。戦後、「深夜の酒宴」が雑誌「展望」に掲載。「重き流れのなかに」「永遠なる序章」を続けて発表し、戦後の実存主義を代表する作家となる。1950年に上原教会で洗礼を受ける。劇作家としても活躍した。1943年から没年まで世田谷区松原に在住。
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