名称:「薩摩焼 十五代 沈 壽官展」福岡三越
会期:2023年4月12日(水) ~ 2023年4月17日(月) [最終日午後5時終了]
場所:4階 岩田屋三越美術画廊
住所:〒810-8544 福岡市中央区天神2-1-1
TEL:092-724-3111
URL: 福岡三越
このたび、岩田屋三越では日本橋三越本店350周年を記念した展覧会として「薩摩焼十五代沈壽官展」を開催する巡びとなりました。
朝鮮半島から陶エが海を渡って遥かなる薩摩の地で焼きものを伝えてから400余年。
温かみのある象牙色の艶やかな陶器。
緻密にデザインされた透かし彫りと気品ある色彩の絵付けの白薩摩は、他に類のない美しい作品として珍重されてまいりました。
脈々と受け継がれてき た薩摩焼の歴史と技術を、十五代 沈壽官はしっかりと受け止めながら現代に生きる人間として
「今」の薩摩焼を表現しています。
多くのみなさまにご高覧いただけましたら幸甚でございます。
二種類の透かし彫が入った珍しい香爐。耳には青龍と緑龍を配置し底部には青々とした海原が波文様として描かれている。脚は鬼面となっており、古来より魔よけの意味を持つ。
略歴
1983年 早稲田大学 卒業
1988年 イタリア国立美術陶芸学校 GAETANO BALLARDINIファエンツァ校専攻科 卒業
1990年 大韓民国京畿道 金一萬土器工場にてキムチ壺製作 修業
1999年 1月15日、十五代 沈 壽官を襲名
2001年 8月大韓民国ソウル「世界陶磁器EXPO2001」出品
2002年 3月米国ニューヨークASIA SOCIETYにて「NEW WAY OF TEA」透彫香爐 出品
2003年 9月大韓民国ソウル 錦湖美術館にて「現代韓日陶芸展-共生を目指して-」 参加
錦湖美術館買い上げ
2006年 1月内閣総理大臣官邸 薩摩蝶乗花瓶 常設展示
2010年 10月フランス パリ エトワール美術館にて「歴代沈壽官展」開催
2013年 10月大韓民国 芸術の殿堂にて「沈壽官展-薩摩で咲いた朝鮮陶工の芸術の魂-」開催
2015年 11月鹿児島陶芸家協会会長 就任
2021年 2月駐鹿児島大韓民国名誉総領事に任命される
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。