「つくりかけラボ11 金田実生|線の王国」千葉市美術館

「つくりかけラボ11 金田実生|線の王国」千葉市美術館

名称:「つくりかけラボ11 金田実生|線の王国」千葉市美術館
会期:2023年4月17日(月)~2023年7月2日(日)
開館時間:10:00 〜 18:00
   金曜日・土曜日は20:00まで
休館日:5月1日、6月5日は休館
入場料:無料
会場:千葉市美術館
住所:〒260-0013千葉県千葉市中央区中央3-10-8
TEL:043-221-2311
URL:千葉市美術館

「つくりかけラボ11 金田実生|線の王国」千葉市美術館
「つくりかけラボ11 金田実生|線の王国」千葉市美術館

今回のつくりかけラボは、油彩、ドローイング、版画と、一貫して平面作品を手掛けて高い評価を得ている作家 金田実生さんをお迎えし、「線」をめぐるプロジェクトを 行います。浮世絵をはじめとする千葉市美術館の所蔵品にも関わりながら、来館者との協働により、得意とする平面の表現を展開、子どもから大人まで心地よく過ごし、参加できる表現空間を目指します。

アーティストからのメッセージ
絵を描く、立体的な作品を作る、空間を構成するなど、作品表現の方法はさまざまです。どのような表現にも関わってくるのが線です。 何かを作り上げるとき、線を使って表現のやりとりが始まります。 そこから作品はあらゆる方向へ展開していくのです。だから線をたどっ てみるのはどうでしょう。線はシャープペンシルで書き出される細くて硬い線や、定規で引くまっすぐなかたちだけでしょうか。太くて力強い線、面のような線。ゆらゆらと揺れて頼りない線。飛び出してくるかのような弾む線。描き始めると多彩なかたちが生まれます。 目に見えないものも描きあらわすことができるかもしれません。身体性を使って思い切り動いて描く。目をつぶって自由に描くのも面白い。線を探って線の王国を旅してみましょう。

金田実生(かねだ・みお)
1963年、東京都に生まれる1980年代末より作品発表を始める。1988年、多摩美術大学大学院修了。2005年、文化庁新進芸術家国内研修員。近年の主な展覧会に「アーティスト・ファイル2009―現代の作家たち」(国立新美術館/東京、2009年)、「クインテット―五つ星の作家たち」(損保ジャパン東郷青児美術館 / 東京、2014年) 、「公開制作73 「金田実生青空と月」( 府中市美術館 / 東京、2018年)「みつめる―見ることの不思議と向き合う作家たち」(群馬県立館林美術館/群馬、2019年)。府中市美術館をはじめ、群馬県立館林美術館、文化庁、広島市現代美術館、徳島県立近代美術館に作品が収蔵されている。

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