「トロンプルイユの現在(いま)2023」横浜本牧絵画館

「トロンプルイユの現在(いま)2023」横浜本牧絵画館

名称:「トロンプルイユの現在(いま)2023」横浜本牧絵画館
会期:2023年4月15日〜2023年7月17日
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:火曜日
会場:横浜本牧絵画館
入場料:一般観覧料 500円
   割引観覧料 400円(65歳以上、障がい者手帳・三溪園入園券をお持ちの方が対象)
   ※保護者同伴の中学生以下1名無料
   ※その他団体割引制度(要事前予約)、「濱ともカード」のご提示で優遇有り
住所:〒231-0822神奈川県横浜市中区本牧元町40-7
TEL:045-629-1150
URL:横浜本牧絵画館

「トロンプルイユの現在(いま)2023」横浜本牧絵画館
「トロンプルイユの現在(いま)2023」横浜本牧絵画館

当館の展示「トロンプルイユの現在(いま)」も今回で3回目となります。今回は、前2回に出品いただいた活躍中の作家の新作を中心に、日本におけるトロンプルイユの草分け的存在である岩田榮吉の作品群についての解説を加えて展示を構成しました。
似て非なるもの…と言えば、にせもの、まがいもの、或いはあるべきものではないという意味あいが込められますが、人は古くから似て非なるものを様々な形で楽しみ大切にしてきました。絵画もその形のひとつであります。
さて一つの花瓶がいかに迫真的に描かれていても、花瓶そのものではありません。それを誰もが承知の上で、描かれた対象の見た目、真実、本質や作者の意図に思いを向けているのです。
それでは見る人が今いる室内の調度品と見紛うばかりに細密描写し、一瞬「本物か?」と思わせればどうでしょう。目前にあるものは「トロンプルイユ」に他ならないのです。つまり、「似て非なるもの」でありながら、時に虚実の境目を忘れさせる様式の絵画なのです。
現実と虚構、この2者が調和した世界観をどうぞお楽しみください。

「トロンプルイユの現在(いま)2023」横浜本牧絵画館
「トロンプルイユの現在(いま)2023」横浜本牧絵画館
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