「―光の舞うところ―宮尾洋輔展」西武池袋本店

オーロラ 2-23 フロートガラス サイズ:幅55×高さ56×奥行7cm

名称:「―光の舞うところ―宮尾洋輔展」西武池袋本店
会期:2023年5月17日(水)~30日(火)
会場:6階(中央B7)=アートスペース
入場料:無料
住所:〒171-0022 東京都豊島区南池袋1丁目28−1
TEL:03-3981-0111(代表)
URL:西武池袋本店

呼吸の気配
フロートガラス
サイズ:幅42×高さ45×奥行10cm
呼吸の気配 フロートガラス サイズ:幅42×高さ45×奥行10cm

“フロートガラスの完璧な平滑さ”
生身の人間の感覚で感知できる最も真平な人工物であると考え
そこに私は人間の英知を感じる
光の透過性を損なわず
建造物や壁面にアクセントを付け
無機質なガラスに清涼感を損なうこと無く
柔らかく優しい印象を与えたい
宮尾 洋輔
宮尾洋輔さんは、主にフロートガラス(=窓板ガラス)を素材として作品を制作している。
通常ガラスを変形させる場合には600℃以上の熱をかけてガラスを柔らかくする。
この際、型に沿わせてガラスを曲げたり、型に流し込んで成形することが一般的だが、それによってガラス表面に型跡が残り、肌が荒れてしまうのは避けることが難しい。
宮尾氏はガラスを型にあてがうことをせず、主に重力を利用し成形している。部分的に温められたガラスはその自重によって曲がり、そのしなやかさは自然な三次元のカーブを描く。
炉の中にセッティングしたガラスを感性と高度な技術で加工し、緻密な実験を重ねてデザインに近づけていく。
宮尾洋輔(MIYAO YOSUKE)
1972年 東京都生まれ
1997年 多摩美術大学デザイン科立体デザイン専攻クラフトデザイン専修卒業
1999年 多摩美術大学大学院美術研究科修了
1999~2001年 多摩美術大学工芸学科ガラス研究室副手
2000年 市政60周年記念伊丹酒盃台展 優秀賞(伊丹市)
2001~2006年 深浦町第三セクター工房勤務
2007~2012年 多摩美術大学工芸学科非常勤講師
2007年 実用新案「窪み付き表面をもつガラス製品」取得
2010年 冨樫葉子とともに宮冨ガラス工房設立
2012年 「New Glass Review 33」(米・Corning Museum of Glass)入選
スタンレー電気株式会社新社屋に作品設置(東京 中目黒)
2013年 「ガラスのきもち」/ギャラリーYUNOR(東京 白金台)
「光のおにごっこ」、宮尾洋輔と冨樫葉子のガラスアート展/妖精の森ガラス美術館(岡山 鏡野町)
2014年 「New Glass Review 35」(米・Corning Museum of Glass)入選
神奈川県美術展 工芸部門 準大賞
ヘアーデザインアールンのファザードに約2㎡のガラス作品を設置(神奈川 横浜)
2015年 現代ガラス展in山陽小野田 渋谷審査委員賞、工芸都市高岡クラフトコンペティション グランプリ
神奈川県美術展 工芸部門 大賞
2016年 Ken Saunders Gallery(米国 シカゴ)出品
2017年 成田山川越別院本行院「密厳院大日堂」に蓮台、須弥壇、位牌等のガラスをデザイン・制作(埼玉 川越)
2018年 Asia Contemporary Art Show(香港)出品
聖徳寺別館エントランスに作品設置(神奈川 横浜)
2021年 硝子二人展 花あさぎ(東京 銀座)、現代美術展(神戸阪急)出品
2022年 Art Central(香港)出品
深川不動尊に、クリスタル製五具足を制作(東京 江東区)

輝きの成り立ち
フロートガラス
サイズ:幅23×高さ17×奥行23cm
輝きの成り立ち フロートガラス サイズ:幅23×高さ17×奥行23cm
輝きの成り立ち
フロートガラス
サイズ:幅27×高さ18×奥行19cm
輝きの成り立ち フロートガラス サイズ:幅27×高さ18×奥行19cm
内なる静寂
フロートガラス
サイズ:幅45×高さ193×奥行7cm
内なる静寂 フロートガラス サイズ:幅45×高さ193×奥行7cm
オーロラ 2-23 フロートガラス サイズ:幅55×高さ56×奥行7cm
オーロラ 2-23 フロートガラス サイズ:幅55×高さ56×奥行7cm

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