名称:加納俊輔 個展「森を見て木に迷う」千總ギャラリー
会期:2023年04月27日(木) 〜 2023年06月12日(月)
会場:千總ギャラリー ギャラリー2
時間:10:00~17:00
休館日:火・水曜日
料金:無料
住所:京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80(千總本店2F)
TEL:075-253-1555
URL:千總ギャラリー
京都を拠点に活動する現代美術家、加納俊輔の個展です。加納は写真を主なメディアとしながら、イメージと物体の関係性についての考察を軸に、「見る」という体験を捉え直す試みを平面や立体、映像とさまざまな表現形態で展開しています。
対象物とそれを撮影したイメージを幾重にも重ね合わせ、複雑なレイヤーを内包する加納の作品は、写真という手法をとることで表面が強制的に切り取られます。
わたしたちは往々にして、細部の要素が連動し全体を成していると考えますが、加納の作品ではモチーフは重なりを見せつつもどこか分離しており、前後関係など細部ごとの関連はもはや全体から辿ることはできません。
作品は何を見せていて、わたしたちは何を見ているのでしょうか。
対峙するイメージと、その背後にあるレイヤーの存在を意識して鑑賞することで考えます。
加納俊輔
1983年大阪生まれ。2010年京都嵯峨芸術大学大学院芸術研究科修了。現在、京都在住。
主な展覧会
2011 キヤノン写真新世紀2011 東京展(東京都写真美術館)
2012 かげうつし-写映・遷移・伝染(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)
SHOWCASE#1 curated by minoru shimizu(eNarts/京都)
第15回岡本太郎芸術賞展(川崎市岡本太郎美術館/神奈川)
2014 個展「ジェンガと噴水」(shiseido gallery/東京)
これからの写真(愛知県美術館)
2015 個展「Cool Breeze On The Rocks」(Maki Fine Arts/東京)
2016 個展「コンストラクション断面」(Maki Fine Arts/東京)
個展「Floating Fountain」(Space_inframince/大阪)
2017 個展「Riverside Time」(MSCギャラリー同志社女子大学京田辺キャンパス/京都)
VOCA展2017 現代美術の展望-新しい平面の作家たち(上野の森美術館/東京)
2018 個展「Pink Shadow」(Maki Fine Arts/東京)
個展「stone age in the woods」(RC Hotel/京都)
2019 個展「Abandoned In Da Streetz」(y gion/京都)
MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影(東京都現代美術館)
2020 個展「カウンタープログラム」Art-Space TARN(奈良)
2021 個展「滝と関」(Maki Fine Arts/東京)
個展「サンドウィッチの隙間」(京都市京セラ美術館/京都)
Kyoto Art for Tomorrow 2021 京都新鋭選抜展(京都文化博物館)
他国内外にて展示発表多数
https://kanoshunsuke.info
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