「アート」を組む人々  ミスズアートとモザイクタイル画の仕事」多治見市モザイクタイルミュージアム

「アート」を組む人々  ミスズアートとモザイクタイル画の仕事」多治見市モザイクタイルミュージアム

名称:「アート」を組む人々  ミスズアートとモザイクタイル画の仕事」多治見市モザイクタイルミュージアム
会期:2023年5月20日(土)〜8月27日(日)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分)
料金:一般310円、団体250円(常設展観覧料でご覧いただけます)
   高校生以下無料、障がい者手帳をお持ちの方及び付き添い1名様無料
休館日:月曜日(休日の場合は翌平日)
会場:多治見市モザイクタイルミュージアム
住所:〒507-0901岐阜県多治見市笠原町2082-5
TEL:0572-43-5101
URL:多治見市モザイクタイルミュージアム

本展は、2020年に急逝した曽根研氏と、その祖父の代から続いていた「ミスズアート・スタジオ」に注目し、モザイクタイルの絵画表現を担った職人たちを紹介する企画展です。
豊富な色数を誇るモザイクタイルを組み合わせて絵画や模様を作る仕事のことを、この地の人々は「アートを組む」と表現します。昭和23年、米軍羽田空港ターミナルに施工された1センチ角のモザイクタイルによる壁画を皮切りに、昭和20年代後半から、岡本太郎をはじめとする芸術家が「アート」制作を盛り上げていきました。モザイクタイルの普及には、笠原(現・多治見市笠原町)における施釉磁器モザイクタイルの開発と、量産体制の確立が大きく影響しています。その流れは身近な公共建築や銭湯、商店街などにも広がり、多治見でもアートを組む職人が多数輩出、その一つがミスズアート・スタジオでした。
現在、大掛かりなモザイクタイル画の需要は減少していますが、大きな壁面を利用した絵画的な表現は、豊富な色や形を組み合わせられるモザイクタイルの真骨頂ともいえます。本展では、3代にわたるミスズアート・スタジオの作品を軸として、まち中を彩ってきたモザイクタイル・アートをご紹介することで、その可能性を感じていただきたいと願っております。

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