名称:「よみがえる全十勝美術展」神田日勝記念美術館
会期:2023年6月7日(水)~2023年8月6日(日)
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日 7月18日は休館
入場料:一般 530円、高校生 320円、中学生・小学生 210円・障害者手帳提示 無料
会場:神田日勝記念美術館
住所:〒081-0292北海道河東郡鹿追町東町3-2
TEL:0156-66-1555
URL:神田日勝記念美術館
神田日勝が1967年に参加した十勝画壇のグループ展、「全十勝美術展」(2月22日~2月26日、帯広市民劇場)は、東京・札幌の美術公募展入選者を集めた当時の十勝画壇の〝報告展〟の性格を持ち、当時の出品目録によると、26名の作家による絵画や彫刻35点が会場に並びました。
1960年から活躍の場を札幌(全道展)や中央(独立展)に広げていくも終生その活動拠点を鹿追に置いた日勝にとって、生涯続いた十勝画壇との交流は、中央画壇の情報を間接的に得られる研鑽の場であったでしょう。と同時に、当時の地元紙の記事から、日勝が目玉作家であったこともうかがえることから、日勝の存在によって十勝の若手同士が切磋琢磨する場となり得た側面もあったでしょう。
本展では、この全十勝美術展出品目録をもとに、同展出品作家の顔ぶれや出品作の所在を調査し、再現展示を試みます。その試みを通じて、日勝と同展との関わりや他作家との影響関係、60年代当時の画壇の熱気、さらには戦後十勝の美術史の様相をご覧いただきます。
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