名称:2023年度企画展「広重づくし」小樽芸術村 旧三井銀行小樽支店
会期:2023年4月29日(土・祝)~6月5日(月)
※5月24日(水)のみ休館
会場:小樽芸術村 旧三井銀行小樽支店
開館時間:9:30~17:00(最終入場16:30まで)
入場料:一般1,000円、学生600円、高校生500円、中学生400円、小学生300円
※ あわせて旧三井銀行小樽支店内をすべてご覧いただけます
※ 大学生・高校生・中学生は学生証の提示が必要です
※ 障がい者手帳をお持ちの方無料(介護者の方は1名様のみ無料)
住所:〒047-0031 北海道小樽市色内1丁目3-1
TEL:0134-31-1033
URL:小樽芸術村 旧三井銀行小樽支店
江戸時代に名所絵で人気を博した浮世絵師、歌川広重。広重には、その画号を継いだ弟子の二代歌川広重(重宣)と三代歌川広重(重政)がいました。二代、三代は主に師と同じ風景画の分野で活躍しますが、初代広重が見ることのできなかった開港後の横浜や、急速に近代化が進む東京のまちなみなどを数多く描いており、画題や表現の仕方においてそれぞれが独創性を発揮しています。
本展では、《保永堂版東海道五十三次之内》や《名所江戸百景》などの名所絵の代表作や、美人画、静物画など、初代広重の幅広い画業をご紹介いたします。あわせて、当館初公開となる二代広重の名所絵や三代広重の開化絵を展示。「広重」の名が繋いできたもの、または時代とともに変わっていったものを探ります。
■本展の見どころ
① 江戸から明治、大正、昭和まで・・・小樽芸術村初の〝広重″展!
小樽芸術村が収蔵する浮世絵作品の中から、〝広重″に焦点を当てた初の展覧会。初代広重、二代広重、三代広重による選りすぐりの約100点を期間中展示替えなしで一挙公開いたします。また、三人の広重とあわせて〝明治の広重″と呼ばれた小林清親と〝昭和の広重″と呼ばれた川瀬巴水の風景版画もご紹介。時代とともに変わりゆく日本の風景をお楽しみください。
② あのゴッホも模写した!初代広重晩年の代表作を公開
世界的に有名なオランダの画家ゴッホは日本の浮世絵に強い関心を持っており、油彩によって初代広重作品の模写を行いました。本展では、ゴッホが模写した浮世絵の中から、初代広重の《名所江戸百景 亀戸梅屋敷》と《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》を公開いたします。
③ 会場の「旧三井銀行小樽支店」にちなんで・・・
本展の会場となる「旧三井銀行小樽支店」にちなみ、三井銀行の歴史に関わりのある浮世絵を集めたコーナーが登場。初代広重が描く駿河町の三井越後屋呉服店から、三代広重が描く為替バンク三井組まで、現在へと続く三井の長い歴史を感じることができます。
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