浄瑠璃寺九体阿弥陀修理完成記念 特別展「聖地 南山城-奈良と京都を結ぶ祈りの至宝-」奈良国立博物館

観覧料:一般 1,800円(1,600円)    高大生 1,300円(1,100円)    小中生 600円(400円)    ※( )内は前売・団体料金 主催:奈良国立博物館、日本経済新聞社、テレビ大阪 後援:京都府、京都府教育委員会、木津川市、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、笠置町、精華町、南山城村、和束町 協賛:JR東海、竹中工務店、NISSHA、福寿園 特別協力:京都南山城古寺の会 協力:京都山城地域振興社、日本香堂、仏教美術協会

名称:浄瑠璃寺九体阿弥陀修理完成記念 特別展「聖地 南山城-奈良と京都を結ぶ祈りの至宝-」奈良国立博物館
会期:2023年7月8日(土)~2023年9月3日(日)
会場:奈良国立博物館
展示室:東・西新館
時間:9:30~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:月曜日、7月18日(火)
   ※ただし、7月17日は開館
観覧料:一般 1,800円(1,600円)
   高大生 1,300円(1,100円)
   小中生 600円(400円)
   ※( )内は前売・団体料金
主催:奈良国立博物館、日本経済新聞社、テレビ大阪
後援:京都府、京都府教育委員会、木津川市、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、笠置町、精華町、南山城村、和束町
協賛:JR東海、竹中工務店、NISSHA、福寿園
特別協力:京都南山城古寺の会
協力:京都山城地域振興社、日本香堂、仏教美術協会
住所:〒630-8213奈良県奈良市登大路町50
TEL:050-5542-8600
URL:奈良国立博物館

京都府の最南部、奈良市に隣接する地域は旧国名の山城国にちなんで、いま「南山城(みなみやましろ)」と呼ばれています。なだらかな山間を木津川が流れる風光明媚な地であり、仏教の伝来後、7世紀にはこの地域でも寺院の建立がはじまりました。
南山城が歴史の表舞台に登場するのは、聖武天皇の恭仁京(くにきょう)造営によってであり、木津川への架橋や寺院の建立などに行基(ぎょうき)の活躍がありました。平城京から平安京への遷都以降も南山城は新旧両都をつなぐ回廊的な役割を果たす地域として、重要性を増すことになります。東大寺や興福寺といった奈良の大寺との深い関わりのなかで寺院があいついで建立され、また木津川流域の山々は俗世を離れた聖地として山岳修験の拠点とされました。
鎌倉時代には、はじめ興福寺に学んだ解脱上人貞慶(げだつしょうにんじょうけい)が笠置寺から海住山寺へと拠点を移し、釈迦如来や弥勒菩薩、観音菩薩に対する信仰を深めるとともに、南都の戒律復興に努めたことが特筆されます。さらに江戸時代には、各地で念仏を広めた袋中上人が晩年に瓶原(木津川市加茂町)を拠点とするなど、南山城は各時代を通じて文字どおり日本仏教の聖地でありつづけました。
浄瑠璃寺九体阿弥陀像(じょうるりじくたいあみだぞう)の修理完成を記念して開催する本展では、南山城とその周辺地域の寺社に伝わる仏像や神像を中心に、絵画や典籍・古文書、考古遺品などを一堂に展観します。

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