企画展「大佛次郎没後50年 季節の彩り―清方が描いた美人挿絵―」鎌倉市鏑木清方記念美術館

企画展「大佛次郎没後50年 季節の彩り―清方が描いた美人挿絵―」鎌倉市鏑木清方記念美術館

名称:企画展「大佛次郎没後50年 季節の彩り―清方が描いた美人挿絵―」鎌倉市鏑木清方記念美術館
会期:2023年7月1日(土)~2023年9月10日(日)
   前期:2023年7月1日(土)~8月6日(日)
   後期:2023年8月10日(木)~9月10日(日)
会場:鎌倉市鏑木清方記念美術館
時間:9:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 
観覧料:一般 450円
   小・中学生 220円
   夏休み親子鑑賞
   会期中、小・中学生及び同伴者観覧無料
住所:〒248-0005神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-25
TEL:0467-23-6405
URL:鎌倉市鏑木清方記念美術館

渡辺霞亭・著『新渦巻 光子の巻』木版口絵 大正3年(1914) 鎌倉市鏑木清方記念美術館蔵
渡辺霞亭・著『新渦巻 光子の巻』木版口絵 大正3年(1914) 鎌倉市鏑木清方記念美術館蔵

戦後、清方が鎌倉に移り住んでから最初にとりかかった仕事のひとつに雑誌『苦楽』の表紙絵の制作があります。『苦楽』は同じく鎌倉に住んでいた文学者・大佛次郎(おさらぎじろう 1897-1973)が創刊・主宰した文芸雑誌で、「社会人の文学の洗練と円熟」を旨として豪華な執筆陣や画家を迎え、昭和21年に創刊されました。
大佛から強い要望をうけた清方は、その熱意に応えて創刊号から表紙絵を担当し、昭和24年8月号まで四季折々の風俗に取材した美人画を描きました。その上、雑誌の呼び物であった「名作絵物語」へも作品を提供していました。亡くなるまで『苦楽』を手元に置いていた清方、彼にとり『苦楽』での仕事はやりがいのあるものでした。
本展覧会では、雑誌『苦楽』と表紙絵の下絵を中心に、季節の風情豊かな作品や口絵を展示し,清方と大佛次郎の関わりを紹介します。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. 第3回『山形県埋蔵文化財センター設立30周年企画展』山形県埋蔵文化財センター
  3. 2024伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」市立伊丹ミュージアム
ページ上部へ戻る