名称:「三重県のさかな 伊勢エビ」海の博物館
会期:2023年7月15日(土)〜11月23日(木)
開館時間:9:00~17:00*最終入館は閉館の30分前
料金:入館料大人800円、学生400円
休館日:無休
会場:鳥羽市立海の博物館
住所:〒517-0025三重県鳥羽市浦村町大吉1731-68
TEL:0599-32-6006
URL:海の博物館
伊勢エビは“三重県のさかな”に指定される、本県を代表する海産物です。
漁獲方法には刺し網をはじめ潜水漁、カゴ漁など様々な漁法があり、秋期~初春にかけての旬の味として食されてきました。また他のエビと同様、髭のような触覚があり、加熱した時には曲がった腰に赤い体色となることから、長寿や幸福の願いを込めるアイテムとして、祝い膳や慶事の飾りに利用してきました。さらに身をとったあとの殻は子どものはしかの薬として利用されるなど、単なる豪華な食材としてだけではなく、日本人の生活と多様に関わってきました。
当地域だけではなく、日本全体で食文化・信仰とも関係の深い伊勢エビを通じて、人と海との密接な関係、海産物の伝統的な利用と奥深い魚食文化、多様な漁撈習俗などについて学んでいただければ幸いです。
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