名称:「こんなに素敵な画家がいました 追悼 エマニュエル シャメルト展」丘の上APT / 兒嶋画廊
会期:2023年7月8日(土)~2023年8月6日(日)
開館時間:12:00 〜 18:00
休館日:月曜日
入場料:無料
会場:丘の上APT / 兒嶋画廊
特別協力:Lilian Pudles さん
ご協力:小川佳夫、菅野正弘、北村さゆり、辻耕、中山二郎、長橋秀樹、花澤洋太、藤村克裕、向井三郎 (敬称略、五十音順)
住所:〒185-0024 東京都国分寺市泉町1-5-16
TEL:042-207-7918
URL:丘の上APT / 兒嶋画廊
この度、兒嶋画廊では2019年5月に亡くなられたフランス人作家エマニュエル・シャメルートさんを偲んで、
Exposition hommage à EMMANUEL SCHAMELHOUT展を開催します。
エマニュエルさんとの出会いは1990年頃に始まり、1992年当時渋谷区神宮前3丁目にあった兒嶋画廊で初めて個展を開きました。
翌年にも個展を開催し、また、1994年パシフィコ横浜で開いたアートフェアNICAFでの展覧会をはさみ、1995年にも個展を開きました。
私達は出会ってからすぐ仲良しになりました。画廊の前の中庭で将棋を指したり、竹ヒゴと拾ってきた木と和紙で鳥を作ったり、
おしゃべりをしたり、ワインを飲んだり、素敵な時間を共有できました。
エマニュエルさんはその後、エッチングや廃品を使ったアッサンブラージュなど、多彩な素材を自在に使い、
帰仏後は陶芸にも制作の大きな部分をさいてチェス駒達の姿をユーモラスに作っています。
今回もその一部を展示致します。
4年前に奥様のリリアンさんから訃報が届いた時にはただただ驚くばかりで、大きな悲しみは後から津波のように押し寄せてきました。
無垢というのでしょうか。無欲というのでしょうか。
清らかで何らの見返りも求めない純粋な人間性が、大きく私達の心を包み込みます。
美しい色彩とハーモニー。イメージより先に手が動いて出来る造形が私達に至福の安らぎを与えてくれます。
フランスでの評価もこれから本格的に始まることと思いますが、
それに先立ち出発点の兒嶋画廊から世界の美術愛好家へエマニュエルさんの魅力を発信してゆければと思っております。
画廊のロゴマークも丘の上APTのシンボルマークもエマニュエルさんのデザインです。
そのメインコンセプトEsprits Animauxと共に私達はいつまでも一体であると確信しています。
ここに改めてエマニュエルさんの冥福を祈ると共に、多くの人々と共にその画業の真価を共有してゆきたいと考えております。
兒嶋画廊 兒嶋俊郎
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。