名称:「Yoshimi Arts」Yoshimi Arts
会期:2023年7月12日(水)~2023年7月30日(日)
開館時間:12:00 〜 19:00
日曜日は17:00まで
休館日:月曜日、火曜日
入場料:無料
会場:Yoshimi Arts
住所:〒550-0002 大阪府大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル3F
TEL:06-6443-0080
URL:Yoshimi Arts
この度、Yoshimi Artsでは、展覧会「Insight 29」を開催致します。
「Insight」は、テーマに沿って、Yoshimi Artsの取扱作家やギャラリーコレクションによる作品を展示する展覧会シリーズです。29回目となる今回は「From The 80s」をテーマとし、現在兵庫県立美術館と国立国際美術館の各コレクション展にて収蔵作品が展示されている、西山美なコの80・90年代に制作した作品を中心に展示致します。
80年代は、86年に男女雇用機会均等法が施行されるなど「女の時代」といわれる社会状況がありました。また、美術の世界では篠原資明氏が『美術手帖』(1986年8月号、美術出版社)の特集「美術の超少女たち」で約40名の若手女性作家を紹介したように、多くの女性作家が世に出始めた時代です。西山も、常々自分が自由に作品を制作できたのは、一世代上の80年代の女性作家達の活躍があったからだと証言しています。80年代から90年代はバブル景気で、作家自身にお金は無くてもどこからかお金が回ってきてプロジェクトや大作を制作できた時代でもあり、性に対してもオープンでセクシャリティを扱う作品やそれらを表現する場が存在していました。
本展では、西山美なコの他、泉茂と中西夏之の80年代の作品、初展示となる館勝生の1991年のドローイングを展示致します。加えて、レイチェル・アダムスがScottish National Gallery of Modern ArtやSaatchi Galleryで出品した作品と同シリーズの代表的な立体作品、今年の「VOCA展2023 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」(上野の森美術館) 選出作家の興梠優護の新作、今秋に美術館で個展が開催される2作家・笹川治子 (小金井市立はけの森美術館) と寺林武洋 (下山芸術の森発電所美術館) の作品など、合計8名の作家の作品で構成致します。
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