「友人たちが語る 川上澄生の作品 ~雑誌『工藝』より +新収蔵作品展」鹿沼市立川上澄生美術館

「友人たちが語る 川上澄生の作品 ~雑誌『工藝』より +新収蔵作品展」鹿沼市立川上澄生美術館

名称:「友人たちが語る 川上澄生の作品 ~雑誌『工藝』より +新収蔵作品展」鹿沼市立川上澄生美術館
会期:2023年10月28日(土)~12月17日(日)
住所:〒322-0031栃木県鹿沼市睦町287-14
TEL:0289-62-8272
URL:鹿沼市立川上澄生美術館

旧石岡(常陸府中)藩主の府中松平家に生まれた松平頼則(まつだいらよりつね)[1907-2001]は、日本の現代音楽の創始者と称される世界的な作曲家です。
 詩人であり版画家である川上澄生の作品について、これまで様々な切り口の展覧会で紹介されてきました。その朴訥で謙虚な人柄は作品にもよく表れていますが、川上澄生という「人」にスポットを当てることで、その「芸術」をより身近に感じることができるでしょう。その手掛かりとなるのが、「川上澄生版画」を特集した雑誌『工藝』第96号(1939年、日本民藝協会刊)です。本号では、川上澄生の学生時代からの友人、勤務先の栃木県立宇都宮中学校(現・宇都宮高等学校)の同僚、版画家の棟方志功や思想家の柳やなぎ宗悦むねよしなど、川上澄生をよく知る11人が、川上澄生の版画の魅力や知られざる一面について語っています。
 本展は、雑誌『工藝』第96号の「川上澄生版画」特集に掲載された友人たちのエピソードや、彼らが賞賛する川上澄生作品を紹介することで、川上澄生の「人」と「芸術」に迫るものです。
 また、同会場では、当館の作品・資料収集活動の成果として、令和3年度から令和4年度の新収蔵作品の一部を公開します。併せてぜひご覧ください。


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