夏期特別展「茶色ばっかりじゃないんだぞ~カラフルな考古資料たち~」平塚市博物館

夏期特別展「茶色ばっかりじゃないんだぞ~カラフルな考古資料たち~」平塚市博物館

名称:夏期特別展「茶色ばっかりじゃないんだぞ~カラフルな考古資料たち~」平塚市博物館
会期:令和5年7月21日(金曜日)~9月3日(日曜日)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
場所:平塚市博物館(平塚市浅間町12-41)
住所:〒254-0041神奈川県平塚市浅間町12-41
TEL:0463-33-5111
URL:平塚市博物館

夏期特別展「茶色ばっかりじゃないんだぞ~カラフルな考古資料たち~」平塚市博物館
夏期特別展「茶色ばっかりじゃないんだぞ~カラフルな考古資料たち~」平塚市博物館

 平塚市博物館では夏期特別展として「茶色ばっかりじゃないんだぞ~カラフルな考古資料たち~」を開催します。「色」という視点から考古資料を紹介するのは、考古分野の展示では、なかなか見かけないテーマの展示です。
 考古学は資料の形や施された文様などを観察することが研究方法のひとつであり、通常の展示では資料を観察して読み取った情報を紹介しています。しかしその情報を、資料を見て理解するためには一定の知識が必要になるので、考古学に詳しくない人にとっては難しく、興味を持たれにくいものかもしれません。そこで特別展では私たちに身近な「色」という視点から考古資料を紹介し、基礎を知ることがなくても、モノをじっくり見て発見するおもしろさが伝わる展示を心がけました。
 遺跡から発見される考古資料は、土器をはじめとして素焼きの焼き物が多く、そのほとんどが褐色(茶色)系のものです。展示室に並んでいる資料も茶色のやきものばかりで、昔の人々は茶色のものに囲まれた生活を送っていたかのように思われがちです。それら茶色のものと比べると数は少ないながらも、赤彩土器や青いガラス玉類、緑釉(りょくゆう)陶器など彩色のある考古資料も見つかっています。顔料として使われたベンガラや緑青などを含め、市内で発見された「色」に関連する考古資料、約170点を公開します。
 本展示を機会として、郷土の歴史をより身近に感じてもらうとともに、「どうしてこの色を使ったのか」、「この色にどういう意味があるのか」といった答えのない探求も楽しんでいただければ幸いです。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. 第3回『山形県埋蔵文化財センター設立30周年企画展』山形県埋蔵文化財センター
  3. 2024伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」市立伊丹ミュージアム
ページ上部へ戻る