「福田美蘭 ― 美術って、なに?」名古屋市美術館

「福田美蘭 ― 美術って、なに?」名古屋市美術館

名称:「福田美蘭 ― 美術って、なに?」名古屋市美術館
会期:2023年9月23日(土・祝)~2023年11月19日(日)
会場:名古屋市美術館
時間:9:30~17:00
   11月3日を除く金曜日は20:00まで
   (入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日、10月10日(火)
   ※ただし10月9日は開館
観覧料:一般 1,500円 (1,300円)
   高大生 1,100円 (900円)
   中学生以下 無料
   ※( )内は前売及び20人以上の団体料金
   ※障害のある方、難病患者の方は、手帳(ミライロID)または受給者証の提示により本人と付添者2名まで、当日料金の半額で観覧できます
   ※高大生チケットあるいは障害者チケットを購入された方と中学生は、当日美術館の受付で証明となるもの(学生証、障害者手帳など)を要提示
   ※「名古屋市美術館常設展定期観覧券」の提示で当日料金から200円割引
   ※いずれも他の割引との併用はできません
   ※会期中、本展の観覧券で常設展も観覧できます
   ※名古屋市交通局発行の「ドニチエコきっぷ」「一日乗車券」「24時間券」を当日利用して来館の方は100円割引
住所:〒460-0008愛知県名古屋市中区栄2-17-25(芸術と科学の杜・白川公園内)
TEL:052-212-0001
URL:名古屋市美術館

福田美蘭《世界貿易センタービルの展望台》2008 年、アクリル・パネル、富山県美術館蔵
福田美蘭《世界貿易センタービルの展望台》2008 年、アクリル・パネル、富山県美術館蔵

福田美蘭(1963-)は、東京藝術大学大学院を修了後、具象絵画の登竜門といわれた安井賞を最年少で受賞し、国内外で活躍を続ける現代美術家です。現代社会が抱える問題に鋭く切り込み、ときにユーモアを添えて絵画化して見せたり、意識して「もの」を見ることを促したり、東西の美術、日本の伝統、文化を、意表を突くような手法であらわしたりして、私たちの既成概念を打ち破ってきました。そして現在も、絵画の新たな可能性に挑み続けています。
本展では、1980年代の初期から近年までの作品を、作家を紹介する序章および3章の計4章で構成します。古今東西の名画に福田ならではのユニークな視点で向き合った作品から、国内外の時事問題をテーマに鋭い視点で切り込んだ作品まで、約50点で福田美蘭の世界観を紹介します。
本展のために新たに制作された、現在の世界情勢を映した新作も公開予定です。
名古屋市美術館では、1992年に福田美蘭と森村泰昌の二人を迎えて展覧会を開催しました。本展は同館にとっては約30年ぶりの機会であり、福田の個展としては中部地域初となります。常に私たちの視覚、思考を刺激し、常識を覆すような見方や楽しさに気づかせてくれる福田美蘭の作品は、混沌とした時代を迎えている現代を生き抜く知恵とエネルギーを与えてくれるでしょう。

福田美蘭《開ける絵》2000年、アクリル・パネル、額縁、鉄、ゴムバンド、作家蔵
福田美蘭《開ける絵》2000年、アクリル・パネル、額縁、鉄、ゴムバンド、作家蔵
福田美蘭《見返り美人 鏡面群像図》2016 年、アクリル・パネル、平塚市美術館蔵
福田美蘭《見返り美人 鏡面群像図》2016 年、アクリル・パネル、平塚市美術館蔵
福田美蘭《ミレー“種をまく人”》2002 年、アクリル、ピエゾグラフ印刷・特殊紙、山梨県立美術館蔵
福田美蘭《ミレー“種をまく人”》2002 年、アクリル、ピエゾグラフ印刷・特殊紙、山梨県立美術館蔵
福田美蘭《ゴッホをもっとゴッホらしくするには》2002 年、(絵画)アクリル・パネル(額)カラーコピー・フォームボード、紙、大原美術館蔵
福田美蘭《ゴッホをもっとゴッホらしくするには》2002 年、(絵画)アクリル・パネル(額)カラーコピー・フォームボード、紙、大原美術館蔵
福田美蘭《志村ふくみ《聖堂》を着る》2004 年、アクリル・パネル、滋賀県立美術館蔵
福田美蘭《志村ふくみ《聖堂》を着る》2004 年、アクリル・パネル、滋賀県立美術館蔵
福田美蘭《松竹梅》2017 年、アクリル・パネル、千葉市美術館蔵
福田美蘭《松竹梅》2017 年、アクリル・パネル、千葉市美術館蔵
福田美蘭《ポーズの途中に休憩するモデル》2000 年、アクリル・パネル、富山県美術館蔵
福田美蘭《ポーズの途中に休憩するモデル》2000 年、アクリル・パネル、富山県美術館蔵
福田美蘭《開ける絵》2000年、アクリル・パネル、額縁、鉄、ゴムバンド、作家蔵
福田美蘭《開ける絵》2000年、アクリル・パネル、額縁、鉄、ゴムバンド、作家蔵

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