「コレクション展 こわい絵のひみつ」刈谷市美術館

石井茂雄《戒厳状態》1956年

名称:「コレクション展 こわい絵のひみつ」刈谷市美術館
会期:2023年7月28日(金)~2023年9月3日(日)
会場:刈谷市美術館
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:月曜日 8月15日は休館
入場料:無料
住所:〒448-0852 愛知県刈谷市住吉町4丁目5番地
TEL:0566-23-1636
URL:刈谷市美術館

山下菊二《買占められた眼球》1973年
山下菊二《買占められた眼球》1973年

2023年度コレクション展の第2弾は、暑い夏にぴったり、背筋も凍る「こわい絵」を厳選して紹介します。
本やマンガ、映画の世界では、おばけに妖怪、魔女や怪物が大活躍。「怖いもの見たさ」という言葉のとおり、怖いモノには私たちの好奇心を刺激する何かがあるようです。絵画の世界でも思わずゾッとする恐ろしい作品がたくさんありますが、今回紹介するのは、おばけや幽霊をモデルに描いた絵ではありません。馬人間や亡霊のような人影、穴だらけの女、無数の不気味な生き物などなど。そこには、悲惨な戦争や社会のさまざまな問題への批判、人間の複雑な気持ちなどが込められており、画家それぞれの体験や価値観を通して、「こわい」と感じさせる絵が誕生してきました。
じっくりと鑑賞しながら、作品に込められた画家の気持ちを考えたり、物語を想像してみましょう。勇気を出して「こわい絵」のひみつを探ってみれば、あなたにとって一番「こわい」ものに気づかされるかもしれません。

石井茂雄《戒厳状態》1956年
石井茂雄《戒厳状態》1956年

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