むらかみよしこタペストリー展「いのちは歌う」~魂の歌は 広大な原っぱを 流れゆく~」猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)

むらかみよしこタペストリー展「いのちは歌う」~魂の歌は 広大な原っぱを 流れゆく~」猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)

名称:むらかみよしこタペストリー展「いのちは歌う」~魂の歌は 広大な原っぱを 流れゆく~」猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)
会期:2023年9月1日(金)〜11月30日(木)
会場:猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)
開館時間:9:30~17:00
料金:一般400円 高校生200円 中学生以下無料
   (団体15人以上 各50円引き)
休館日:月曜日(祝日の場合開館し、翌日休館)
住所:〒719-2552 岡山県新見市法曽609
TEL:0867-75-2444
URL:猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)

木々が歌っている。流れる川も歌っている。
草も花も森のたくさんの生き物たちも みんな いのちの歌を歌う。
大地のいのちの歌に答えるように 土器からも魂の歌が流れていく。
いのちの歌は共鳴し 美しいハーモニーとなり、
ゆらめき 重なり ほぐれながら 地を這い 
樹幹をぬって風にのり 遠くまで流れていく。
母の胎内の海で芽生えた生命は 大地の住人になり名前を 原野(広大な原っぱ)と名付けられ、命満ちる広い原野で育った。そして遺した縄文土器たち。3年前の朝 おまえは逝き、おまえは帰り おまえは巣くう。私の中に、人々の中に、自然の中に、世界中に。おまえの縄文の渦は 魂と生命をのせて広い大地に 生命の喜びを贈る。大地ではすべての生命が循環し渦巻いている。
人新世~ヒトによる破壊と荒廃に突き進む現代社会は、大地のあらゆる生命たちを絶滅の危機へと加速させる。大地の女神が疲弊していく。森の精霊が破壊されていく。自然と共に、あらゆる生命のネットワークをつなぎ直して復活させるために、生命の歌はうたわれる。精霊の歌に耳を傾け、大地の生命の歌をうたおう。すべての生命たちの中におまえは在り、私はおまえと共に いのちの歌を世界中に届けたい!
大地に生きるすべての生命の輝きと生死再生の循環を願い制作した作品を どうぞご覧ください。
作品「いのちは歌う」(羊毛の手紡ぎ・草木染・手織作品)250×256㎝

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