特別企画展「人形 未来へのまなざし―中村信喬作品展」さいたま市岩槻人形博物館

特別企画展「人形 未来へのまなざし―中村信喬作品展」さいたま市岩槻人形博物館

名称:特別企画展「人形 未来へのまなざし―中村信喬作品展」さいたま市岩槻人形博物館
会期:2023年7月29日(土)〜9月10日(日)
会場:さいたま市岩槻人形博物館
開館時間:午前9時~午後5時
   ※入館は閉館時刻の30分前まで
料金:一般/500円(350円)、高校生・大学生・65歳以上/250円(150円)、小学生・中学生150円(100円)
   ※()内は20名以上の団体料金。
   ※障害者手帳をお持ちの方と、付き添いの方1名は半額になります。
   ※本展会期中、着物で岩槻人形博物館に来館すると、観覧料が無料になります。
休館日:毎週月曜日
住所:〒339-0057 埼玉県さいたま市岩槻区本町6丁目1-1
TEL:048-749-0222
URL:さいたま市岩槻人形博物館

「エヴァンゲリオン」 2021年 福岡運輸株式会社蔵 ©カラー
「エヴァンゲリオン」 2021年 福岡運輸株式会社蔵 ©カラー

博多人形師を継ぐ家系の3代目に生まれ、「人」の祈りを「形」にすることを信条として、さまざまな人形を作り続けてきた中村信喬(1957~)。博多人形の伝統・技術を継承し、1996年から博多の夏の神事である「博多祇園山笠」の人形を作り続け、2022年には福岡県指定無形文化財工芸技術「人形制作」保持者に認定されました。一方で中村は、20代半ば頃から公益社団法人日本工芸会を中心に、公募展にも積極的に出品するなど、博多人形の型にとらわれず、ひろく「人形師」として創作性の高い作品を発表し続けてきました。
本展では、野外モニュメントをはじめとして、あらゆる人形の可能性を追求し続けている中村の作品を一堂に紹介します。未来を見据えて、あくなき挑戦を続ける中村の人形には、作者の思いに通じた、未来へのまなざしが感じられます。本展が、見る人の心に届き、人形のあらたな魅力に気づく機会となれば幸いです。

「夢路」 1997年 作者蔵
「夢路」 1997年 作者蔵
「対馬海道」  2014年 株式会社𠮷塚うなぎ屋蔵
「対馬海道」  2014年 株式会社𠮷塚うなぎ屋蔵
「瀧津瀬」 2011年 作者蔵
「瀧津瀬」 2011年 作者蔵
「TIME TRAVELER」 2018年 株式会社アクタ蔵
「TIME TRAVELER」 2018年 株式会社アクタ蔵

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「モダニストの『蝶』 詩人・安西冬衛と好太郎」mima 北海道立三岸好太郎美術館
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
ページ上部へ戻る