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名称：「信楽 古谷和也 作陶展」札幌三越
会期：2023年9月26日(火) ～ 2023年10月2日(月)
場所：本館9階 美術ギャラリー(Ａギャラリー)　※最終日は午後４時終了
住所：〒060-0061　札幌市中央区南1条西3丁目-8
TEL: 011-271-3311（代表）
URL: 札幌三越

日本六古窯のひとつである信楽焼の地に生まれ、父・(故)古谷道生氏の次男として生まれ、幼いころから信楽焼に囲まれて育ってきた古谷和也氏。穴窯から生み出される土本来がもつ力強い表情を追求し作陶し続けています。作品ひとつひとつに違った表情を見せる信楽焼と伊賀焼の、その個性が織りなす土味が氏の作品の魅力的です。信楽焼に、新たな息吹を吹き込む、札幌三越2年ぶり9回目の本展は、自然釉による緑が美しいビードロと繊細な緋色と窯変などが見事に醸し出された、さまざまな景色の焼締の作品を展示・販売いたします。土との対話から生み出される素朴ながら深い味わいの信楽・伊賀の世界を、どうぞ、お楽しみくださいませ。
※会期中、作家在廊
この度、札幌三越で9回目となる個展を開催いたします。穴窯焼成による千差万別な景色を表現しながら、床の間はもちろん現代の空間にも合う作品づくりに取り組んでまいりました。伝統と革新の繰り返しの中から、土屋穴窯焼成の魅力を如何に表現できるかを自問自答し作陶しております。今回の作品展では、景色の豊かさを表現した大壺から花入、茶盌、酒器、食器など約100点を出品いたします。ぜひご高覧頂きたくご案内申し上げます。ーーー古谷和也氏より

古谷和也(Kazuya Furutani)
1976年　滋賀県信楽町に生まれる
1997年　山口芸術短期大学造形美術コース卒業
1998年　京都府立陶工技術専門校卒業
　　　　 父、古谷道生氏に師事
2002年　穴窯築窯（以降5基築窯）
2003年　日本伝統工芸近畿展　入選（以降14回入選）
2007年　札幌三越にて初個展（以降隔年個展）
2013年　名古屋栄三越にて初個展（以降隔年個展）
2015年　第26回秀明文化基金賞　受賞
2019年　日本伝統工芸近畿展　新人奨励賞　受賞
2021年　日本橋三越にて初個展
2022年　福岡三越にて個展
2023年　スペインの芸術家、ミケル・氏の作品共同制作