名称:没後50年記念特別展「「南方ノート」と「戦後日記」―大佛次郎が見た戦」大佛次郎記念館
会期:2023年8月29日(火)~2023年12月10日(日)
会場:大佛次郎記念館
時間:10:00~17:30 (最終入場時間 17:00)
※上記は、4~9月の開館時間
※10~3月の開館時間は、10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日
※月曜日が祝休日の場合は、翌平日
観覧料:一般 200円
団体(20名以上) 150円
中学生以下 無料
※横浜市在住の65歳以上の方100円(濱ともカード等を要提示)
※毎月第2・第4土曜日は高校生以下無料
※毎月23日は「市民の読書の日」につき、高校生以下無料
※障がい者手帳をお持ちの方と付添の方1名は無料
住所:〒231-0862横浜市中区山手町113番地
電話: 045-622-5002
URL:大佛次郎記念館
本展は、2023年刊行の新著『南方ノート・戦後日記』の出版を記念する展覧会です。6冊のノートに綴られた南方(現東南アジア諸国)視察中の日記(1943.11~1944.2)と、既刊『敗戦日記』に続く8冊の戦後日記(1946.3~1950.8)の内容を初めて活字化したものです。
「南方ノート」6冊((1943.11.7~1944.1.27)大佛次郎は南方から帰国後、「別の生き方が初まっているのである」(『敗戦日記』1944.10.9)と記し、南方体験が転機となったことを示唆しています。
しかしながら、その南方での記録は、『帰郷』をはじめとする小説や随筆などで描写される以外、公開されてきませんでした。
本展は、二つの「日記」の記述をたどることで、戦中の南方、敗戦直後の日本で大佛次郎が何を見、何を思ったのか、作家の視線とその思いにせまります。
検閲を経ない個人の「日記」だからこそ書ける当時の社会状況や、作家として、雑誌「苦楽」を世に送る出版人としての苦悩など、等身大の大佛次郎を通して激動の時代を紹介します。
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