名称:広重翁ー晩年の画業と「写真(しょううつし)」中山道広重美術館
会期:2023年10月5日(木)〜12月10日(日)
会場:中山道広重美術館
開館時間:午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
料金:
一般820円(20名以上の団体は660円)
18歳以下無料
障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料
毎週水曜日はフリーウエンズデー(観覧無料)
毎週金曜日はフリーフライデー(観覧無料)
休館日:10/10・16・23・30、11/6~8・13・20・24・27、12/4
住所:〒509-7201岐阜県恵那市大井町176-1
TEL:0573-20-0522
URL:中山道広重美術館
江戸時代後期を代表する浮世絵風景画の名手、歌川広重(1797-1858)。50代を迎えた嘉永年間(1848-54)に手掛けた絵手本『絵本手引草 初編』では、自序として「画は物のかたちを本とすなれば写真(しょううつし)をなして是に筆意を加ふる時は則(すなわち)画なり」と説いています。対象の真を写し取る「写真」を作画の基本とする広重は、諸国へ赴きスケッチを行いました。一方で、実際には訪れていない場所を描いていることも確認されています。広重は、自身のスケッチや先行作品の図柄をそのまま引用するのではなく、多彩な筆致や構図を大小さまざまな判型に合わせて駆使し、表現意図に即した景観へ再構成しました。
本展では、嘉永元年(1848)から数え62歳で没する安政5年(1858)までの約10年間を中心に、晩年の代表作を通して広重の作画姿勢に迫ります。風景画の第一人者として年功を積んだ広重翁による、老成円熟した筆遣いや色使いの妙趣をお楽しみください。
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